シルクホースクラブの22年産募集馬について、独自のナゾ血統理論で評価していきます。
今回はアーモンドアイの22、プリモシーンの22、ツルマルワンピースの22についての血統解説です。
3頭ともエピファネイア産駒の成功パターンに合致してますね。
血統表を使ってわかりやすく解説してますので見てみてください。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
シルクホースクラブ2023年募集馬評価その1
![](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2023/07/monkey-gda788b0a7_1280-1024x678.jpg)
№1.アーモンドアイの22
父:エピファネイア
募集総額:24000万円
性別:牡
母年齢:7歳
総合評価:B
![アーモンドアイ22血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2023/07/c3a8938638faa751202b28687700a1be-1024x765.png)
総合評価:B
母アーモンドアイについては特に説明する必要もないと思います。
G1を9勝した歴史的名馬ですね。
エピファネイア産駒についてはけっこうわかりやすい成功パターンがあります。
エピファネイア産駒はサンデーサイレンスのクロスとサドラーズウェルズのクロスがあるかどうかがポイントで、もっと細かく言うとヘイローとスペシャル牝系を強調することがポイント。
たぶんシーザリオ的な要素を強調したいってことだと思います。
なんとエピファネイア産駒の重賞勝ち6頭の内、デアリングタクト、サークルオブライフ、アリストテレス、イズジョーノキセキ、ジャスティンカフェと5頭が当てはまります。
ヘイローは青色囲み、スペシャル牝系は紫色で囲んでわかりやすくしてみました。
![デアリングタクト血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2023/04/5b29ccb2879ee8675ef93c29cbd8001a-1024x769.png)
![サークルオブライフ血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2023/04/696ac191aebb5a5181f3fa8f7e406c2d-1024x744.png)
![アリストテレス血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2023/04/751e9632d98ba3d890848dfd9d4e9f45-1024x759.png)
![イズジョーノキセキ血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2023/04/381ea516d7b36ce69e2208fc7207f25c-1024x773.png)
![ジャスティンカフェ血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2023/06/965128e8e3112c105856d28156115c3b-1024x754.png)
スペシャル牝系については少しわかりにくいかと思いますが、コチラの記事に詳しい説明を載せてますので宜しければどうぞ。
最も代表的な馬はサドラーズウェルズとヌレイエフの2頭ですね。
では改めてアーモンドアイの22の血統表を確認しましょうか。
![アーモンドアイ22血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2023/07/284c3f076988064163c98823e70a046c.png)
エピファネイア産駒の成功パターンと完全一致です。
こんなわかりやすい良血で、しかも父母の組み合わせまで良いんだからもうお手上げです。
ジャパーンを代表する馬になってもらいましょう。
№2.プリモシーンの22
父:エピファネイア
募集総額:12000万円
性別:牡
母年齢:7歳
評価:B
![プリモシーン22血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2023/07/41fe6e4ef45ebce6efe91f5ce4b21988-1024x754.png)
総合評価:B
母プリモシーンは重賞3勝でG1ヴィクトリアマイルで2着。
さらに祖母モシーンはオーストラリアのG1を4勝という良血馬。
エピファネイア産駒の成功パターンはヘイローとスペシャル牝系であることはアーモンドアイの22のところでも書きました。
詳しくはアーモンドアイの22の解説記事を見てください。
アーモンドアイの22は単に良血なだけでなく、しっかりエピファネイア産駒の成功パターンにも当てはまってましたね。
ではこちらのプリモシーンの22はどうでしょうか。
![プリモシーン22血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2023/07/8ab7d0951fd31d55311af71e4b92f4d6-1024x754.png)
エピファネイア産駒の成功パターンと完全一致(本日2回目)。
こちらも超良血かつ父母の相性バッチリですね。
№3.ツルマルワンピースの22
父:エピファネイア
募集総額:5000万円
性別:牝
母年齢:14歳
評価:B
![ツルマルワンピース22血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2023/07/156043249ef65139c2b4cdf80fd2519d-1024x763.png)
総合評価:B
半兄に有馬記念勝ちのブラストワンピース。
エピファネイア産駒にはヘイローとスペシャル牝系が◎。
これが成功パターンであることはアーモンドアイの22の解説記事の通りです。
ツルマルワンピースにもスペシャル牝系のヌレイエフとヘイローがありますね。
やはり成功パターン。
![ブラストワンピース22血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2023/07/05acdbbb83aa6ee47b34bc08c10c1706-1024x763.png)
はい、おしまい。
でもいいんですが、さすがにおもしろくないので母の血統について少しだけ解説してみます。
母ツルマルワンピースは特徴的なクロスが2つあります。
![ツルマルワンピース血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2023/07/da1c8f88e59d11f5a519120cf5ed2306-1024x776.png)
まず1つ目はトライマイベスト=エルグランセニョールの全きょうだいクロス。
この2頭の母セックスアピールのクロスは実はアーモンドアイの血統表にもあるのですが、ラトロワンヌ牝系のパワーを強烈に伝える血統です。
![セックスアピール血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2023/07/648884b15136a2fb0c9cd4c82ee1fbab-3-1024x836.png)
![アーモンドアイ血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2023/07/3a0aced695c0fee7471e217803f3cdc2-1-1024x751.png)
そして、もうひとつの重要なクロスがミルリーフ≒ミルセントです。
![](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2023/07/0ecefe53aa6ce8598a27c5bf16e015f9.png)
この2頭はどちらもナスルーラ×プリンスキロの組み合わせで、望田センセイの有名なナスキロ配合ですね。
大飛びで柔軟性のあるストライド走法が特徴です。
ブラストワンピースがストライド走法かと言われると微妙ですが、ラトロワンヌ牝系のパワー一辺倒ではないのはこのクロスの効果かもしれないです。
![ツルマルワンピース血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2023/07/da1c8f88e59d11f5a519120cf5ed2306-1024x776.png)
まとめ
アーモンドアイの22
1.母はG1を9勝した歴史的名牝。
2.母はヘイローとスペシャル牝系を併せ持っていて、エピファネイア産駒の成功パターン。
プリモシーンの22
1.祖母はオーストラリアのG1を4勝。母も重賞3勝の良血。
2.エピファネイア産駒の成功パターン。
ツルマルワンピースの22
1.半兄に有馬記念勝ちのブラストワンピース。
2.こちらもエピファネイア産駒の成功パターン。
3.母ツルマルワンピースはラトロワンヌ牝系のクロスとナスキロのクロスを併せもつ。
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