ロード募集馬評価も最後になります。
ポプラの血統、スゴイですね。
誰でもオッてなるわかりやすい血統。
こういう母にどの種牡馬が合うかとか考えるの楽しいっすよね~。
え、私だけですか…(^^;)
4段階評価でA評価、B評価を付けた高評価の馬を紹介していきますので、よろしくどうぞ。
※各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
ロードサラブレッドオーナーズ2022年 募集馬評価その6
№23.ポプラ’21
父:レイデオロ
募集総額:3800万円
性別:牡
母年齢:6歳
総合評価:B
総合評価:B
祖母ハーフムーンⅡの妹にアイルランドG1勝ちのダイヤモンズアンドルビーズ。
3代母クォータームーンもアイルランドのG1勝ちで、英愛の両オークスで2着とアイルランド1000ギニーでも2着。
血統については、見ての通り母ポプラがすごい配合。
デインヒル3×3、サドラーズウェルズ≒ヌレイエフ3×6·3、ミスプロ5×5ととにかくパワーと心肺機能のポテンシャルが高そうな感じです。
母の血の飽和がスゴイので、緩和させながら俊敏性と持続力を足していきたいところですね。
で、父がレイデオロなんですが、キングマンボとミスプロのクロスで俊敏性と持続力を足していくところは良いと思います。
欲を言えば、5代アウトブリードにしたかったところですかね。
1歳下はスワーヴリチャード産駒なんですが、俊敏性と持続力を加えつつ、5代アウトブリードでこちらの方が理想的な配合かなと思ったり。
あとはコントレイルも合いそうかなぁ。
とにかく母親のクセがスゴイので、どの種牡馬を付けるのが良いか考えるのが楽しいっす。。。
№27.レディルージュ’21
父:リアルスティール
募集総額:3000万円
性別:牡
母年齢:15歳
総合評価:A
総合評価:A
母レディルージュの全妹にG1秋華賞3着のリラコサージュ、同じく母の半弟に重賞2勝のロードゴラッソがいる血統。
3代母トラヴァーズシティーはアメリカG3勝ち。
配合を見ると、モネヴァッシア≒キングマンボの3×3にヘイローの4×4なので結構きつめのクロスです。
このクロスの濃さは気になるんですが、ロードカナロア産駒の兄で3/4同血のロードラズライトがキングマンボの3×3にヒズマジェスティ=グロースタークの5×4という同じように濃いクロスでオープン勝ち。
これは一つ安心感のある材料ですね。
母レディルージュはブライアンズタイム×キングマンボでかなり重厚感があるのですが、唯一祖母トラヴァーズシティのところだけは俊敏性の高い血統構成になってます。
血統表を見るとわかりますが、ロイヤルチャージャー4×5にマームード4×5とレディジョセフィンの影響がかなり強そうです。
この構成がサンデーサイレンスと少し似たところがあって、サンデーサイレンスも父がヘイローで、マームードの4×5。
俊敏性を補強している分ロードカナロア産駒のロードラズライトよりも配合的には確率が高そうな感じです。
№29.リラコサージュ’21
父:リオンディーズ
募集総額:2800万円
性別:牡
母年齢:11歳
評価:B
総合評価:B
母リラコサージュはG1秋華賞3着、オレンジ帽の13番ですね。
リラコサージュは今回募集されているレディルージュと全きょうだいなので、母の半弟に重賞2勝のロードゴラッソがいて、3代母にアメリカG3勝ちのトラヴァーズシティーがいるのはレディルージュ21と同じ。
父がキンカメ系のリオンディーズなので、ロードカナロア×レディルージュのロードラズライトと3/4同血なのもレディルージュ21と同じです。
キングマンボ3×3にヘイロー5×4なので、血統構成もやはりレディルージュ21と非常によく似ています。
ただ、こちらのリラコサージュ21はヌレイエフ≒サドラーズウェルズの5·4×5もあって父母相似配合になってます。
走る確率はレディルージュ21の方が高そうですが、こちらの方が大物感のある配合ではあります。
まとめ
デインヒル3×3、サドラーズウェルズ≒ヌレイエフ3×6·3、ミスプロ5×5。
これFrankel≒ハーフムーンⅡの1×1とか言い出す人もいそうですね。
たしかニアリークロスの明確な定義は決まってないって望田先生が言ってた気がする。
ロードのその他の募集馬評価はこちら↓
インゼル、DMM、ウイン、東サラ、ラフィアン、ユニオンの募集馬評価もよろしければどうぞ↓
よろしく~。
※当サイトの評価方法について気になった方は当サイトの評価基準と考え方、みたいなものを見てみてください。
コメント