東京サラブレッドクラブの募集馬について、わたくし独自のナゾ血統理論で評価していきます。
さて、東サラさんが今年はなんと53頭も出してきました。
はたして今年は少し競争倍率が下がるのか。
それとも新規の流入がそれ以上なのか。
中間発表もあるのかないのかよくわからんし、1000口ルールもあるので欲しい馬から順に行くしかないですかね。
4段階でA評価、B評価を付けた高評価の馬を紹介していきますので、よろしくどうぞ。
※各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
東京サラブレッドクラブ2022年 募集馬評価その1
№1.スキャットレディビーダンシングの21
父:ロードカナロア
募集総額:6000万円
性別:牡
母年齢:9歳
総合評価:B
総合評価:B
ロードカナロアにスキャットダディ。
ミスプロのクロスを累進させていて、さらにストームキャットのクロスもあり。
スピード能力は高そうですが、どちらのクロスも柔らかくなりすぎる心配があるのが少し不安。
カナロアの成功パターンであるヌレイエフクロスにならないのもマイナスポイントか。
まぁまずまずですかね。
№2.ラストグルーヴの21
父:ロードカナロア
募集総額:7400万円
性別:牡
母年齢:11歳
総合評価:A
総合評価:A
兄弟は高い能力を見せながらもなかなか思うようにその能力を発揮できない馬が多いですね。
父がロードカナロアの本馬も能力の高さは間違いなさそう。
配合の組み合わせとしてもカナロア×ディープ×トニービン×ノーザンテーストなんて日本競馬に合わないわけないでしょうよ。
母11歳時の仔でそろそろ大物が出るころだと思うんですが。
№3.リュズキナの21
父:ハーツクライ
募集総額:4200万円
性別:牝
母年齢:13歳
評価:B
総合評価:B
兄にG2京都新聞杯勝ちレッドジェネシス。
祖母ラッキーはアイルランドG3勝ち馬。
さらにラッキーの兄弟にイギリス2000ギニー馬キングオブキングスがいる血統。
ディープインパクト産駒の兄レッドジェネシスから父がハーツクライに替わっていますが、基本的にはディープとハーツの配合の方向性は似ています。
ハーツクライの方がディープよりはやや俊敏性が落ちると思うんですが、母リュズキナは俊敏性を父から補いたいタイプなので、父ディープインパクトと比較するとやや信頼性は落ちるかと思います。
ただ、アベレージがやや下がるかもというだけで、大物感がないという訳ではないですよ。
№4.ジョリージョコンドの21
父:ドゥラメンテ
募集総額:3800万円
性別:牡
母年齢:13歳
総合評価:B
総合評価:B
母ジョリージョコンドはサトノクラウンの全姉。
ドゥラメンテとサトノクラウンの同世代ライバル配合ですな。
ジョリージョコンドの配合構成はサトノクラウンのイメージよりずっと俊敏な構成で、この仔もヘイロークロスを累進して俊敏そう。
ただ、気になるのはラストタイクーンのクロス。
カタログでは芝向きのスピードを伝えるセールスポイントとして紹介されてますが、私はちょっと懐疑的にみております。
いや、悪くはないかもしれないんですがむしろダートぽくなるんではないかなぁと。
詳細はサトノクラウンの解説記事をどうぞ。
【種牡馬】サトノクラウン産駒の配合ポイントは母父サンデーサイレンス系
№5.レインボーダリアの21
父:ドゥラメンテ
募集総額:4200万円
性別:牡
母年齢:14歳
総合評価:B
総合評価:B
母レインボーダリアはG1エリザベス女王杯勝ち馬。
母14歳時でそろそろ活躍馬を出したいところですね。
俊敏性と持続力のドゥラメンテに対し、母はブライアンズタイムとリヴァーマンにノーザンテーストクロスと見事なバランスタイプ。
ただ、ドゥラメンテと同タイプの種牡馬ディープインパクトやハーツクライで結果が出せていないのが気がかりではあります。
まとめ
高評価の馬を取り上げるはずが、普通に上から順に5頭ご紹介。
今年の東サラは高価格帯の中に高評価が多いんですよね~。
低~中価格帯に掘り出し物が少なくてちょっと残念っす。
次回は関東馬その2、低~中価格帯をやっていきます。
続きはコチラ↓
サンデー、社台、G1の40口クラブについても記事を書いてますので、よろしければどうぞ。
よろしく~。
※当サイトの評価方法について気になった方は当サイトの評価基準と考え方、みたいなものを見てみてください。
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