インゼルサラブレッドクラブ2022年 募集馬評価

今回はインゼルサラブレッドクラブの募集馬について、独自のナゾ血統理論で評価していきます。

1頭すごい価格の馬がいますね。

まぁ世界的良血なんで高額なのはしょうがないですが、それにしても牝馬でっせ…。

かなり懐疑的に配合は見てみましたが、配合の組み合わせとしては……イイっすね( ゚Д゚)

4段階評価でA評価、B評価を付けた高評価の馬を紹介していきますので、よろしくどうぞ。

※各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>

インゼルサラブレッドクラブ2022年 募集馬評価

№1.ヴィニーの21

父:ロードカナロア
募集総額:5500万円
性別:牡
母年齢:7歳
総合評価:B

ヴィニーの21血統表
出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

総合評価:B

祖母コケレールはフランスG1勝ち。

コケレールの半弟にフランスG3勝ちのスプリングマスター。

ロードカナロア×ディープインパクトはやや柔軟性が強すぎるところがあるようで、思ったよりは活躍馬が少ないです。

現時点での代表馬は重賞2勝のファンタジストなんですが、このファンタジストの祖母はデインヒル×ロベルトという血統構成でパワーを補う形になってました。

ファンタジスト血統表
ファンタジスト血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

ヴィニーの21の祖母コケレールはというとゴーンウエスト×カーリアンという構成でやや柔軟性が強いんですが、同時にザミンストレル≒ニジンスキーの3/4同血クロス3×3があり、ここからパワーを補うことができそうかなぁという印象です。

実際にコケレール自身の現役時代も芝ダート兼用タイプだったみたいですし。

コケレール血統表
コケレール血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

№2.チカリータの21

父:ロードカナロア
募集総額:4000万円
性別:牝
母年齢:8歳
総合評価:B

チカリータの21血統表
出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

総合評価:B

祖母サルスエラの弟に重賞2勝のマーティンボロ、G3勝ちのフレールジャック、名牝グロリアスソングの牝系です。

ロードカナロア産駒はヌレイエフのクロスやニアリークロスを持っていることが超重要ポイント。

G1馬8頭中7頭がこのクロスかニアリークロスを持っています。

アーモンドアイもサートゥルナーリアもステルヴィオもパンサラッサもみんな持ってるクロスなので、もう必須と言ってもいいと思います。

なのでまずはヌレイエフのクロスがあるのは良い点。

チカリータ血統表
チカリータ血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

あとこの馬の血統構成は、JBCスプリント勝ちのレッドルゼルと似てますね。

母チカリータはクロフネ×マンハッタンカフェ×ヌレイエフ×ブラッシンググルーム×ヘイローと言う構成。

それに対してレッドルゼルの母フレンチノワールはフレンチデピュティ×フジキセキ×シアトリカル×ドローン、血統表を比較して見てもらえばわかりますが、かなり似てます。

フレンチノワール血統表
フレンチノワール血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

ただ、レッドルゼルの母フレンチノワールはダート黄金配合のフレンチデピュティ×フジキセキでしたが、こちらはドイツ血統のマンハッタンカフェだし、俊敏性の鬼グロリアスソング牝系なので、芝向きな気がしますね。

フレンチデピュティ×フジキセキのダート黄金配合については望田先生のブログをどうぞ。

2017年7月3日のブログ記事一覧-血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
2017年7月3日のブログ記事一覧です。血統屋のつぶやき【血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog】

№3.ローリーポーリーの21

父:Justify
募集総額:12500万円
性別:牝
母年齢:7歳
評価:B

ローリーポーリーの21血統表
出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

総合評価:B

母ローリーポーリーはイギリス、フランスでG1を3勝。

↓リンクはヨーロッパ牝馬マイル路線のG1サンチャリオットステークス勝ちの動画です。

Kingdom of Bahrain Sun Chariot Stakes G1- 0717 - Roly Poly
Watch more on our website: to our official channel: of Bahrain Sun Chariot Stakes G1- 0717 ...

でもこの馬の良血っぷりは川平慈英風に言うと母親だけでは無いんです!

祖母のミスティフォーミーはアイルランド1000ギニー勝ちでG1を4勝!

母ローリーポーリーの兄弟にイギリスでG1を3勝したUSネイビーフラッグ、アメリカG3勝ちカヴァーソング、祖母の兄弟にもフランスG1勝ちバリードイルがいるということでまぁとんでもない良血なんです!

えーそれで血統構成はと言うと、ウォーフロント×ガリレオ×ストームキャット×ミスプロと良血をこれでもかと詰め込みながらも俊敏性、パワー、スタミナとバランスの良い組み合わせとなってます。

父ジャスティファイは血統構成で見ると少しタフさに欠ける印象ですが、この母にはそんなもん全然関係ないんです!

お金さえ出せば2口持てるんです!

ローリーポーリー血統表
ローリーポーリー血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

№11.ラルクの21

父:Golden Horn
募集総額:3000万円
性別:牡
母年齢:8歳
総合評価:B

ラルクの21血統表
出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

総合評価:B

母ラルクはG1を4勝したラッキーライラックの姉で、祖母ライラックスアンドレースもアメリカG1勝ち。

↓まずは岡安アナの「ラッキーライラックふっかつ~~」を聞いてください。

【エリザベス女王杯2019】父オルフェーヴルの凱旋門賞を実況した岡安アナが娘のラッキーライラックの復活Vを実況
2019年11月10日行われた「第44回エリザベス女王杯」父オルフェーヴルの凱旋門賞挑戦も実況した岡安アナウンサーが娘のラッキーライラックの復活Vを実況した模様を完全版でご覧ください実況の裏側について岡安アナが語っています以下のURLから合わせてごらんください
ラルクの21血統表
ラルクの21血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

で、血統的な話をすると、祖母ライラックスアンドレースはディストーティドユーモア×シアトルスルー×アリダーなのでパワー+柔軟性という構成。

そこに俊敏性と持続力のディープインパクトで母ラルクなんですが、かなりバランスは良いですよね。

問題は父ゴールデンホーンで、たしかに日本の芝で走るにはやや俊敏性にかける血統構成かなぁと思います。

ただ、この馬については母父ディープインパクトのゴールデンホーン産駒なので、ヘイロー≒サーアイヴァーの5×4·6とディープインパクトの俊敏性を継続クロスする形になります。

ここが結構ポイントだと思いますね~。

まとめ

今回は全20頭中で、A評価は無し、B評価を4頭としました。

ローリーポーリーの21はA評価でも全然良かったんですが、初仔の持ち込み馬ということで評価を下げざるをえませんでした。

まぁ夢はあるよね。

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よろしく~。

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