シルクホースクラブの追加募集馬について、独自のナゾ血統理論で評価していきます。
今回はエッジースタイルの21とレゼトワールの21についての血統解説です。
エッジースタイルの21は菊花賞4着ドゥラドーレスと血統構成が似ているので、そのあたりを解説してみました。
レゼトワールの21はエピファネイア産駒の重賞勝ち馬と同じ配合パターン、こちらも図でわかりやすく解説しております。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
シルクホースクラブ2023年追加募集馬評価その1
№83.エッジースタイルの21
父:スワーヴリチャード
募集総額:2800万円
性別:牡
母年齢:8歳
総合評価:A
総合評価:A
ディープインパクト、ブラックタイド、レイデオロが出ているウインドインハーヘア牝系です。
これはもう今さら説明不要ですね。
母エッジースタイルはハービンジャー×ダンスインザダークなのでやや重たい印象があります。
なので、いかにも俊敏性がありそうなスワーヴリチャードは組み合わせとしては良いと思います。
近い血統での大物と言えばエッジースタイルの全姉ロカの仔で菊花賞4着のドゥラドーレスですね。
という訳で菊花賞を見てみましょうかー。
ではではエッジースタイルの21とドゥラドーレスの血統表を見比べてみましょう。
はい、ハーツクライとアドマイヤグルーヴが共にサンデーサイレンス×トニービンの3/4同血なのでエッジースタイルの21とドゥラドーレスはほぼ3/4同血ですね。
残りの1/4はキングカメハメハのところがピラミマに替わっているので、こちらの方がよりアメリカン風味が強い感じ。
あとリファールのクロスもあるので素軽さが出そうなのは良いと思います。
№86.レゼトワールの21
父:エピファネイア
募集総額:5500万円
性別:牡
母年齢:11歳
評価:B
総合評価:B
エピファネイア産駒はサンデーサイレンスのクロスとサドラーズウェルズのクロスがあるかがポイント。
もっと細かく言うとヘイローとスペシャル牝系の強調がポイント。
要するにシーザリオ的な要素を強調したいんでしょうね。
ちょっとシーザリオのオークスでも見てみますかー。
ホントはアメリカンオークスの「ジャパニーズスッパスター」を聞きたかったんですが、公式動画を探しきれませんでした…。
話を元に戻しますが、シーザリオ的要素を強調している「ヘイローとスペシャル牝系のクロス」を持つエピファネイア産駒というとデアリングタクト、サークルオブライフ、アリストテレス、イズジョーノキセキと重賞勝ち5頭の内4頭が当てはまります。
唯一の例外がエフフォーリアなんですがそこは見なかったことにしましょ。
スペシャル牝系についてはサドラーズウェルズとヌレイエフの2頭が特に代表的な馬ですが、詳しくは下の比較血統表を見てほしいのと、コチラの記事にも詳しい説明を載せてますので宜しければどうぞ。
ヘイローとスペシャル牝系ということはつまりサンデーサイレンスとキングカメハメハを持っていればそれで良いわけで、望田先生の言うエピカメサンデーはそういう意味でバッチリなニックスと言えます。
今回のレゼトワールの21は母父ファスリエフですが、これがヌレイエフ×ミスタープロスペクターなんで、キングカメハメハの父キングマンボと似た血統構成。
スペシャル牝系の強調という意味ではむしろキングカメハメハよりもファスリエフの方がより近い位置だし、良いんじゃないでしょうか。
まとめ
エッジースタイルの21
1.ウインドインハーヘア牝系
2.母エッジースタイルはハービンジャー×ダンスインザダークでやや重いので、スワーヴリチャードは合いそう。
3.菊花賞4着ドゥラドーレスとほぼ3/4同血。アメリカン風味+リファールクロスのエッジースタイルの21の方がより素軽そう。
レゼトワールの21
1.エピファネイア産駒の重賞馬5頭の内4頭がヘイローとスペシャル牝系のクロス持ち。
2.レゼトワールの21もヘイローとスペシャル牝系のクロスあり。
3.ファスリエフ×サンデーサイレンスなので、ヘイローとスペシャル牝系のクロスは4頭の重賞馬よりもさらに濃い。
シルク追加募集の記事はもう1つアップ予定なのでそちらもよろしく~。
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※当サイトの評価方法について気になった方は当サイトの評価基準と価基準と考え方、みたいなものを見てみてください。
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