シルクホースクラブの追加募集馬について、独自のナゾ血統理論で評価していきます。
今回はコロナシオンの21とエルビッシュの21についての血統解説です。
コロナシオンの21は非常にシンプルな配合の良血。
エルビッシュの21は新種牡馬シュヴァルグランのポテンシャルに注目ですね。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
シルクホースクラブ2023年追加募集馬評価その2
№88.コロナシオンの21
父:アルアイン
募集総額:2800万円
性別:牡
母年齢:7歳
総合評価:B
総合評価:B
祖母ブエナビスタというわかりやすい良血。
ブエナビスタは名レースだらけですが、一番強かったレースはヴィクトワールピサとローズキングダムをあっさり撫で切ったジャパンカップじゃないですかね。
では母コロナシオンの血統表を見てみましょう。
母コロナシオンは血統的にはよく言えばバランスタイプ、悪く言えばストロングポイントに欠ける配合。
アメリカ、イギリス、アイルランド、ドイツ、日本と世界各国の良血を集めたごった煮配合なので、父の良さを引き出してくるタイプと見ます。
で、コロナシオンに対して父はアルアインなんですが、こちらも改めて血統表を見てみます。
コロナシオンが特徴のある配合では無いので、シンプルにサンデーサイレンスの3×4という配合はディープインパクト×スペシャルウィークという2頭が強調されて良いんではないでしょうか。
字面通りの東京2400向きの馬が出てきそうです。
まぁなんだかんだ言ってこういうシンプルな配合の良血が走ったりするんですよねぇ。
まったく話が替わりますが、コロナシオンとの配合を見てみたい種牡馬はジョーカプチーノですかね。
日本で猛威を振るったドイツ牝系サンタルチアーナの牝馬クロス!
ドイツと言えば牝馬クロスなんで、血統にうるさいドイツ人もこの配合を見たらイイネしてくれるでしょう。
いや、冷静に考えてさすがにこのクラスの繁殖牝馬にジョーカプチーノは付けてくれないかな…。
№89.エルビッシュの21
父:シュヴァルグラン
募集総額:3000万円
性別:牡
母年齢:8歳
評価:B
総合評価:B
祖母シーズオールエルティッシュがアメリカG2勝ち。
まずは父シュヴァルグランの血統表を見てみてください。
ヘイロー3×4·5とかなり俊敏そうなんですが、これがサンデーサイレンス、マキャベリアン、グロリアスソングという世界3大ヘイロー血統(当社比)をもれなく押さえているすごい配合。
23年新種牡馬のダークホースだと思ってます。
そのうえでエルビッシュの21の血統表をもう一度確認してみましょう。
母父キングカメハメハでミスタープロスペクターとヌレイエフのクロス。
ヘイローは牝系の奥の方にありますが、あまり触れずにそれ以外のところを強調した配合です。
シュヴァルグラン産駒はほっといても俊敏性はありそうなので、こんな感じのその他の要素を強調した配合の方がバランスが良いように思います。
まとめ
コロナシオンの21
1.祖母ブエナビスタの良血
2.母コロナシオンは特徴のある血統構成ではなく引き出しタイプ。
3.サンデーサイレンスのクロスの影響が強く東京2400向き。
エルビッシュの21
1.祖母シーズオールエルティッシュがアメリカG2勝ち。
2.父シュヴァルグランはヘイロー多重クロスで俊敏性のある血統。
3.エルビッシュの21はシュヴァルグランのヘイロー以外を強調していてバランス良し。
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