さて、今回は10月から募集開始予定のサラブレッドクラブライオンの募集馬について分析していきます。
測尺や動画などは考慮しないで血統表だけを見て気になる馬をピックアップしていきます。
まずはウインミレーユの2023、レッドレイチェルの2023です。
それではよろしくどうぞ!
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
2024年サラブレッドクラブライオン募集馬の分析 その1
№1.ウインミレーユの2023
父:キタサンブラック
募集総額9800万円
性別:牡
母年齢:10歳
キタサンブラック産駒、ウインミレーユの2023です。
母ウインミレーユは天皇賞馬ビートブラックの半妹。
えーっと、セレクトセール購入馬で募集価格がバグってますが…。
ただ、血統はたしかに魅力的。
父キタサンブラックで母父ステイゴールドなんですけど、この2頭、どちらもサンデーサイレンス、ノーザンテースト、プリンスリーギフトっていう血統構成が似ているんですよね。
キタサンブラックの母父サクラバクシンオーとステイゴールドの母母ダイナサッシュの2頭がともにプリンスリーギフト+ノーザンテーストという血統構成。
この2頭の血統表を比較するとわかりやすいかもしれません。
キタサンブラックはリファールのクロスによる持続力を特徴としていて、一方ステイゴールドはサンデー×プリンスリーギフトの柔軟性とキレが特徴的、現役時代のキャラはけっこう違いましたけどね。
で、そもそもキタサンブラック産駒はヘイロークロスとハイペリオンが良いので、ステイゴールドのサンデー×ノーザンテーストは相性よさそうなんですよね。
詳しくは下のリンク、チャイマックスの22の解説記事を読んでみてください。
№4.レッドレイチェルの2023
父:エピファネイア
募集総額4800万円
性別:牝
母年齢:12歳
続きましてエピファネイア産駒、レッドレイチェルの2023。
エピファネイア産駒のポイントといえばコレ。
傾向がわかりやすくて、お決まりの成功パターンがあります。
1.サンデーサイレンス(ヘイロー)のクロス
2.持続力血統
3.サドラーズウェルズ(スペシャル牝系)のクロス
詳しくはコチラを見てみてくださいね~。
【種牡馬】エピファネイアの成功パターンは? →かなりわかりやすいよ。
ではこれを踏まえてレッドレイチェルの2023の血統表を確認します。
紫色、サドラーズウェルズ≒ヌレイエフの3/4同血クロスが4×4·4と3本あります。
ただ、サンデークロスも無ければハイペリオン血統もないなぁと思った人もいるかと。
たしかに無いんですが、それに代替するような血統があるんですよね。
まずサンデーサイレンスの代わりとしては青色のレディキャピュレット。
レディキャピュレットの父はサーアイヴァーなんですが、これがヘイローとよく似た血統構成でニアリークロス。
しかもただそれだけでは無く、レディキャピュレットはサーアイヴァーの母アティカをかなり強調した強烈な配合なんですよね。
レディキャピュレットの血統表を見てください。
アティカ≒キャップアンドベルのニアリークロス2×1なんですよね。
あ、ちなみに赤色のサーガラハッドとブルドッグは全きょうだいです。
今度は母レッドレイチェルの血統表を確認してみましょう。
見ての通りサーアイヴァーのクロスが4×5であるんですよね。
なので、レッドレイチェルの2023に話を戻すと、ヘイロー≒サーアイヴァーのニアリークロスが5×5·6と3本入っていて、おまけにアティカ≒キャップアンドベル2×1のレディキャピュレットがいると。
という訳でサンデーサイレンスのクロスは無いんですが、ヘイローの強調という意味では十分すぎるほどかなと思います。
そして残り1つの条件、ハイペリオン血統なんですが、これは確かにあんまりない。
あんまり無いんですが、一応、ヌレイエフがスペシャル牝系でありながらハイペリオン4×4を持つので、まぁなんとかなるとかならないとか。
まぁでも全体的に見たら十分期待して良い血統なんじゃないかなー。
まとめ
ウインミレーユの2023
1.母は天皇賞馬ビートブラックの半妹。
2.キタサンブラック×ステイゴールドの相性が良さそうな組み合わせ。
レッドレイチェルの2023
1.エピファネイア産駒の成功パターンとは一見違う。
2.ただ、よく見たら十分成功パターンと言って良さそう。
今回はこんなところです。
次回もよろしくお願いしまーす。
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