引き続きサンデーサラブレッドクラブの募集馬評価をやっていきます。
今回は関東馬の後半戦。
4段階でA、Bの高評価の馬を紹介してますので、よろしくお願いします。
※各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
サンデーサラブレッドクラブ2022年 募集馬評価その2
№121.ファイナルディシジョンの21
父:ダイワメジャー
募集総額:3200万円
性別:牡
母年齢:8歳
総合評価:B
総合評価:B
母ファイナルディシジョンはその父スーパーセイバーも母パランガナも共にバランスタイプ。
どんな父と合わせても堅実に走る馬を出しそうな配合です。
ダイワメジャーと特別に好相性だということもないんですが、まあ堅実に走りそうかなぁと思います。
№127.デグラーティアの21
父:ルーラシップ
募集総額:3000万円
性別:牡
母年齢:15歳
総合評価:A
総合評価:A
母デグラーティアはG3小倉2歳S勝ち。
柔軟性と持続力のルーラシップに対してアメリカンな母でパワーを補っていく配合。
ただ、母方にはカーリアンやセクレタリアトなど柔軟性の血も入っていて、ここが出すぎるとゆるゆるでうまくいかない可能性も。
配合的にはBかなという印象ですが母年齢、測尺が良さそうなんでA評価にしました。
№129.メリートの21
父:リアルスティール
募集総額:4000万円
性別:牡
母年齢:15歳
評価:A
総合評価:A
母メリートはオーストラリアのG1馬。
父リアルスティールは万能種牡馬でこの馬も配合は良いと思うのですが、デインヒルと合わせるとちょっとごつくなりすぎてスピード不足にならないかという不安も。
あと、3代母パンパスファイアはマジェスティックプリンス=クラウンドプリンスというちょっとめずらしい全きょうだいクロス持ち。
こちらも母年齢と測尺が良いのでA評価にしておきます。
ちなみにリアルスティール産駒については詳しく分析した記事もアップしてるので【種牡馬】リアルスティールが成功する可能性は?も見てみてください。
№131.リアリサトリスの21
父:リアルスティール
募集総額:2800万円
性別:牝
母年齢:13歳
総合評価:A
総合評価:A
母リアリサトリスはナンバー≒ヌレイエフの3/4同血クロス2×3というかなり濃いクロス持ち。
本馬はさらにヌレイエフをもってきてナンバー≒ヌレイエフの5×3·4。
さらにモネヴァッシア≒ニュームラスの3×2でもあり、もうエルコンドルパサーを彷彿とさせるスゴイ配合です。
これだけのキツイクロスを持っていながら測尺も問題なく、出資できない人も来年まで覚えておきたい要注目馬です。
↓エルコンドルパサーの配合(Special=Lisadellの4×4·3でヌレイエフ≒サドラーの3×2)
№133.ローエキスキーズの21
父:ミッキーアイル
募集総額:2400万円
性別:牡
母年齢:8歳
総合評価:A
総合評価:A
ミッキーアイルはメジャー種牡馬では無いですが産駒成績は優秀で、それはなんでかと言うとおそらくディープの俊敏性と持続力に対してパワー、持続力、心肺機能の高いスターアイルという組み合わせが良いからだと思います。
本馬はさらに母ローエキスキーズがバランスタイプの引き出し型でミッキーアイルの優秀さを高確率で引き出してきそうです。
こちらも高額馬ではないですが注目。
№134.シャルマントの21
父:レイデオロ
募集総額:4000万円
性別:牡
母年齢:5歳
総合評価:B
総合評価:B
ロジユニヴァース、ディアドラ、ソングラインとG1ホースをコンスタントに出すソニンク牝系。
やはりこのシャルマントも俊敏性は高確率で伝えそうな上に、バランスも良さそうな配合です。
父はキンカメ系の新種牡馬レイデオロ。
レイデオロはキンカメ系らしくバランスタイプなんで、これはスキのない組み合わせですな。
ミスプロ×ヌレイエフのキングマンボをソニンク牝系に合わせるとソニンクを強調した配合型になるのもプラス。
№138.セレスタの21
父:スワーヴリチャード
募集総額:3600万円
性別:牡
母年齢:9歳
総合評価:B
総合評価:B
母セレスタはアルゼンチン2歳チャンピオン。
エーピーインディにミスプロクロスでかなり柔軟性が高そうな配合ですね。
本馬はさらにシアトルスルーをクロスして柔軟性を継続。
父スワーヴリチャードは新種牡馬ですがポテンシャルが高くて配合的には高得点なんですが、やわやわになりすぎなければいいけどなぁといったところか。
№143.ルミナスパレードの21
父:リアルインパクト
募集総額:4000万円
性別:牡
母年齢:10歳
総合評価:B
総合評価:B
安田記念を勝ったソングラインの弟。
募集タイミングがばっちりで恐らく人気するでしょう。
母ルミナスパレードも重賞2勝ジューヌエコールの姉で、シャルマントと同じソニンク牝系なので俊敏性は折り紙付きです。
父リアルインパクトは産駒デビュー当初の勢いはすっかり影に潜んでしまってますが、その母トキオリアリティーのアメリカンパワーが特徴的で、ちゃんと活躍の場を与えてくれれば結果出すと思うんだけどなぁ。
№144.センティナリーの21
父:ディープブリランテ
募集総額:2400万円
性別:牡
母年齢:11歳
総合評価:B
総合評価:B
母センティナリーは天皇賞馬アドマイヤジュピタの全妹。
フレンチデピュティ×リアルシャダイ×ビーマイゲストという血統構成はちょっと日本の芝ではスピードが足らなそうなんで、父にディープ系というのは良いと思う。
まとめ
今回紹介した募集馬の中ではリアリサトリスの21とローエキスキーズの21ですね。
この2頭は総額が2800万と2400万なんでコスパもいいんじゃないでしょうか。
特にリアリサトリスの21はマジで血統だけならもうエルコンドルパサーの再来と呼んでいいと思う。
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