引き続きロードサラブレッドオーナーズの募集馬評価をしていきます。
ティアーモ21なんですが、
なんと
驚きの
ディープインパクトのニアリークロス2×2ですわ。
4段階評価でA評価、B評価を付けた高評価の馬を紹介していきますので、よろしくどうぞ。
※各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
ロードサラブレッドオーナーズ2022年 募集馬評価その5
![](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2022/10/asteroid-3642332_1280-1024x576.jpg)
№18.エンジェリックレイ’21
父:エピファネイア
募集総額:3800万円
性別:牡
母年齢:11歳
総合評価:A
![エンジェリックレイの21血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2022/10/cb0e8fcf9099064bc1aa865e1081b1c0-1024x767.png)
総合評価:A
母エンジェリックレイの兄に重賞2勝で宝塚記念2着のダノンバラード、祖母レディバラードも重賞2勝。
祖母レディバラードの弟にアメリカG1勝ちのスライゴーベイ。
ダノンバラードが2着の宝塚記念です。
![](https://i.ytimg.com/vi/FrbpqExE-hA/maxresdefault.jpg)
エピファネイアは基本的には俊敏性と持続力を補いたい種牡馬だと考えていて、活躍馬の多くがサンデーサイレンスのクロスを持っていることもそれが理由だと思います。
![エンジェリックレイ21血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2022/10/b4364af8c18c6b75d6274ef0ae77dd61-1024x767.png)
そこで母エンジェリックレイについてなんですが、サンデー系のダイワメジャーを父にもち、ヘイロー3×3と俊敏性がかなり高そうな血統構成で、エピファネイアとは合うと思います。
さらに母父ダイワメジャーからは持続力も伝わりそうで、これはエピファネイアとしては理想的な配合じゃないでしょうか。
№19.グラナダ’21
父:キズナ
募集総額:3000万円
性別:牡
母年齢:9歳
総合評価:B
![グラナダの21血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2022/10/853e84c5de9cf9b374d45200efe62e1c-1024x779.png)
総合評価:B
ミエスク牝系ですね。
ミエスク自身も歴史的名馬でかつ名繁殖、世界中でG1馬を輩出してますが、日本で有名な子孫はキングマンボとリアルスティール、ラヴズオンリーユーの兄妹ですかね。
また、祖母キャサリンオブアラゴンの兄弟にはアイルランドとフランスでG1を勝ったランプルスティルツキン、アイルランドG3勝ちアイアムビューティフルがいます。
![グラナダ血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2022/10/e9716589de5a545ae600dc3943b1c029-1024x772.png)
そんな名血グラナダなんですが、自身の配合を見るとミスプロ4×3、サドラーズウェルズ≒ヌレイエフ2×4、ノーザンダンサー3×5·5·5、ネイティブダンサーの5·6×7·7·5·7とちょっとインブリードが強すぎる気がします。
特にガリレオとモネヴァッシアはかなり近い血統構成ですよね。
次世代では少し緩和させたいところなんですが、初仔から4年連続で付けられたロードカナロアはむしろさらにクロスを累進させる方向性で、母のポテンシャルを最大限発揮しているとは言えない気がします。
ロードカナロア産駒の兄ロードカテドラルの血統表を見てもらうとわかると思うんですが、モネヴァッシアの全きょうだいキングマンボを持ってきているので、かなりクロスがキツイなぁという感じです。
![ロードカテドラル血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2022/10/12c5af936b51014712b2f2bbb402b937-1024x794.png)
今回は父キズナに代わり、少なくとも今までよりは緩和させる方向の配合なので、期待できそうです。
また、モネヴァッシアの牝系にディープインパクト×ストームキャットと言えば、ラヴズオンリーユー、リアルスティール兄弟が出ておりそういった面でもこの牝系にキズナは面白い配合ですね。
![グラナダ21とラヴズオンリーユー比較血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2022/10/e81341aef7c950798bfc424c1469a22d-1024x764.png)
№20.ティアーモ’21
父:キズナ
募集総額:3000万円
性別:牡
母年齢:11歳
評価:B
![ティアーモの21血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2022/10/304deca38683dcdff42bd7e8f15d7f62-1024x789.png)
総合評価:B
この馬は牝系の実績としては特筆するところは無いんですが、配合が面白いです。
まずサンデーサイレンスの3×3に目が行くと思うんですが、リファールの5×4もあり、となると祖父ディープインパクトと祖母レディチャームが結構似た配合だな、となります。
結論から言うとディープインパクト≒レディチャームの2×2となるんですが、すこしわかりにくいので、例によって血統を比較してみましょうか。
![ディープインパクトとレディチャーム比較血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2022/10/40bfbcf405fb6a70051a5a015e0ceb7b-1024x793.png)
サンデーサイレンスとリファールのクロスがあり、これだけでもニアリーであると言えると思うんですが、さらに深掘りして、ディープインパクトの母父母レディレベッカ、レディチャームの母母父リヴァーマン、実はこの2頭がこれまた結構似た配合なんです。
ということで今度はリヴァーマンとレディレベッカの血統表を比較してみましょう。
![リヴァーマンとレディレベッカ比較血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2022/10/5846d5d5b9e4ca393f58d618d2191171-1024x828.png)
それぞれの母リヴァーレディとポカホンタスがかなり近い血統構成な上に、ナスルーラ≒ロイヤルチャージャーとマムタズビガム≒マームードも3/4同血の関係です。
という訳でレディレベッカとリヴァーマンもかなり近い血統構成ということで、まとめてディープインパクト≒レディチャーム2×2となります。
ディープインパクトのニアリークロス2×2なんてもう期待しかないですな!
![ティアーモ21血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2022/10/e47a99483a94a22f5f23c24b528d9081-1024x789.png)
まとめ
ディープインパクト≒レディチャームの2×2。
すごいテンションで書いたけど、こんなんで興奮できるのは競馬ファンの中でもホント少数派なんだろうな(^^;)
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よろしく~。
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