![](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/25269100-1024x479.jpg)
今回も引き続きサンデーサラブレッドクラブ募集馬の血統分析をやっていきたいと思いまーす。
今回はマトリョーシカの23、トップライセンスの23、キャットコインの23についての分析です。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
2024年サンデーサラブレッドクラブ募集馬評価その4
№32.マトリョーシカの23
父:クリソベリル
募集総額2400万円
性別:牝
母年齢:12歳
評価:A
![](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/526220b07933b9592e541bb354784c4f-1024x851.png)
総合評価:A
クリソベリル産駒のマトリョーシカの23。
3代母ビスクドールはエリザベス女王杯勝ちトゥザヴィクトリーの全きょうだい。
クリソベリルもダート種牡馬とは言えまずはサンデーサイレンスのクロスがあるかないかは重要なんじゃないかと思います。
その点マトリョーシカの23はサンデーサイレンス3×4っていうのがまず良い点。
さらにヌレイエフについても4×5があるんですが、これ、サンデーサイレンスと合わせてニアリークロスですよね。
ゴールドアリュール≒ビスクドールの2×3。
間違いなくダートだとは思うんで牝馬なのが残念ですが、でも良いんじゃないかな~。
№33.トップライセンスの23
父:ダノンキングリー
募集総額3000万円
性別:牡
母年齢:10歳
評価:B
![](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/f821f1310bf135b41ed4f5fae7fd8a0b-1024x823.png)
総合評価:B
祖母キャリアコレクションはスワーヴリチャードの祖母ですね。
3代母リヴァーオブスターズがサンデーサイレンスと割と似た血統構成なので、母トップライセンスはなかなかポテンシャル秘めてると思っております。
詳しくはスワーヴリチャードの分析記事を見てみてください↓
それから父はディープインパクト×ストームキャットのダノンキングリー。
ディープ×ストームと言えばキズナが代表的で当然キズナの種牡馬成績を参考にしたいところなんですが。
キズナとダノンキングリーは3/4同血とはいえ、けっこう違うかな~とも思ってます。
キズナとダノンキングリーの血統表を比較してみます。
![キズナ血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/c20f3153ce3566c401c79f300fa5f323.png)
![ダノンキングリー血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/ce0c7f1596a151fd1e5b3e3e6b8eac48.png)
キズナの母母パシフィックプリンセスはかなりハイペリオン色の強い血統なんですよね。
それに対してダノンキングリーの母母クレッシングはロイヤルチャージャー、ナスルーラ、マームードといったレディジョセフィン系のスピードが強い血統構成。
特にパシフィックプリンセスの母フィジーとクレッシングの母ラヴィンタッチがわかりやすいので、血統表を載せておきます。
![フィジー血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/a0c6ddad03ed797f6367adda8a15f7c1-1024x805.png)
![ラヴィンタッチ血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/c101b6ffebca91b5998685df8c4a9bce.png)
そんなわけで、基本はキズナの成功パターンを意識すると良いと思うんだけど、俊敏性よりも持続力よりの方が良いかなという感じ。
あ、キズナの成功パターンはコチラをご覧くださいね↓
【種牡馬】キズナの成功パターンは? その1 →ディープ×ストームの強調とミスプロがポイント
【種牡馬】キズナの成功パターンは? その2 →ディープ×ストームを継続せよ!
もう一回トップライセンスの23の血統表を確認しましょう。
![トップライセンス23血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/e68fa6a89bfe539f14837d685a131aa4-1024x823.png)
サンデーサイレンスにシアトルスルーとリヴァーマン、アリダーもあるのでキズナの成功パターンに合致してる感じですね。
ただ、今回は父ダノンキングリーなんで持続力を伝えたいところ。
そういう意味では3代母リヴァーオブスターズでサンデーサイレンスを強調しているのは良いと思いますね。
サンデーサイレンスはヘイローの俊敏性+マウンテンフラワーの持続力なんで。
こんな感じです↓
![サンデーサイレンス血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/96b8150b4a2e63550dc8d9b52a3288e0.png)
![マウンテンフラワー血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/958f381928b089844b2c50bb291abdd5-1.png)
まーでも父キズナの方がシンプルに推せたかも。
№35.キャットコインの23
父:ニューイヤーズデイ
募集総額4000万円
性別:牡
母年齢:11歳
評価:B
![](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/d4ac2ae440cb742b9cf40790671f1a0d-1024x848.png)
総合評価:B
母ストレイキャットはゼンノロブロイの姉にあたる良血で、母キャットコイン自身もG3クイーンカップを勝った活躍馬ですね。
父ニューイヤーズデイは初年度から勝ち上がり率がすごくてハズレが少ない種牡馬ですね。
去年の2歳戦が始まる前にイチオシしておいたんでホントだったらドヤりたいところなんですが…。
芝でも行けるぜって言ってるんですよね…。
いや、完全にダート種牡馬ですやん。
ちょい恥ずかしいんですがニューイヤーズデイの血統構成については詳しく書いたんで、一応リンク置いときます。
母キャットコインとの組み合わせだとヘイロークロスとミスプロクロスで俊敏性のあるマキャベリアンを強調する形になってるし、けっこう手堅そうだなぁという印象。
まとめ
マトリョーシカの23
1.3代母がトゥザヴィクトリーの全きょうだい。
2.ゴールドアリュール≒ビスクドールの2×3。
トップライセンスの23
1.祖母キャリアコレクションはスワーヴリチャードの祖母。
2.キズナと同じディープ×ストームのダノンキングリー産駒なので、キズナの成功パターンに近いと良い?
キャットコインの23
1.祖母ストレイキャットはゼンノロブロイの姉。
2.ニューイヤーズデイの父父マキャベリアンを強調する血統構成。
今回はこんなところです。
次回もよろしくお願いしまーす。
こちらも24年のサンデー募集馬の分析記事です。併せてどうぞ↓
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