引き続きサンデーサラブレッドクラブ募集馬の血統分析をやっていきたいと思いまーす。
今回はエクセランフィーユの23、アロマティコの23、グロリアーナの23についての分析です。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
2024年サンデーサラブレッドクラブ募集馬評価その2
№14.エクセランフィーユの23
父:スワーヴリチャード
募集総額5000万円
性別:牝
母年齢:7歳
評価:B
総合評価:B
サンデー募集馬で唯一のスワーヴリチャード産駒のこちら。
祖母エクセレンスⅡはフランスG3勝ちでフランスオークスとフランス1000ギニーで3着。
スワーヴリチャード産駒と言えばレガレイラとアーバンシックの全く同配合の2頭が大活躍したのが衝撃でした。
レガレイラの血統はスワーヴリチャード×ハービンジャー×ダンスインザダーク。
特徴的なのはサンデーサイレンスの3×4とデインヒルですね。
エクセランフィーユも割とこれに近い血統構成だと思うんですよね~。
ポイントは母のデインヒルクロスと母母父シャンゼリゼ、そして母母母父のザール。
へぇーこれでシャンゼリゼって読むんだーでおなじみの母母エクセレンスⅡの父シャンゼリゼ(全然おなじみじゃない)。
これがハービンジャーの父ダンシリと全きょうだいなんで、まずレガレイラとの共通点が一つあります。
エクセランフィーユの場合はそこからさらにデインヒルクロスしてますが。
このデインヒルクロスもスワーヴリチャード産駒にはアリじゃないかと思ってます。
G2チューリップ賞勝ちのスウィープフィートもサンデーサイレンス3×4にデインヒルの父ダンジグを持ってますし。
で、デインヒルも良いんですが一番大事なのはサンデーサイレンスのクロスだと思うんですけど、いや、それが無いんですけどって話ですよねわかりますともええ。
その件については母母母父ザールがかなり俊敏性の高い血統構成ってことでいかがでしょうか。
ゴーンウエスト×サーアイヴァーでセクレタリアト≒サーゲイロードの4×3。
いけるんちゃいますかねぇ。
№17.アロマティコの23
父:ドレフォン
募集総額7000万円
性別:牡
母年齢:14歳
評価:A
総合評価:A
皐月賞馬ジオグリフの全弟。
血統的には成功するポテンシャルは証明されちゃってるんで、あんまり語ることはないっすwww
測尺も問題なさそうだし、あとはアナタの見る目次第。
一応血統的な側面を解説しますと、ドレフォンの代表産駒の1頭デシエルトもジオグリフとそっくり血統なんですよね。
ドレフォンはかなりパワータイプの血統なんで、キングカメハメハ×サンデーサイレンスっていう王道血統を持ってくるのがバランスが良いんでしょうね。
ドレフォンの成功パターンなのは間違いと思います。
№18.グロリアーナの23
父:ドレフォン
募集総額3600万円
性別:牝
母年齢:7歳
評価:A
総合評価:A
もういっちょドレフォン産駒を。
3代母フェアリードールからはエリザベス女王杯勝ちトゥザヴィクトリー、祖母ベネシアンドールからはローズステークスとフローラステークスでG2を2勝したデニムアンドルビーが出ている名牝系。
こちらもジオグリフとデシエルトにそっくりな血統、ジオデシ血統ですねぇ。
特にデシエルトとはトニービン持ちまで共通。
アロマティコがジオグリフの全弟っていうのはみんなわかってるけど、もしかしたらこっちは気づいてない人もいるかもしれないですよね~。
狙い目じゃないですか~。
あ、出資馬選びは自己責任でお願いしまーす( ゚Д゚)
まとめ
エクセランフィーユの23
1.祖母はフランスのG3勝ち。
2.スワーヴリチャード産駒のレガレイラ、アーバンシックと近い血統構成。
3.サンデーサイレンスのクロスの代わりにザールという点がどうか。
アロマティコの23
1.皐月賞馬ジオグリフの全弟。
2.デシエルトともかなり似た血統構成。
グロリアーナの23
1.フェアリードールの名牝系。
2.ジオデシ血統。
今回はこんなところです。
次回もよろしくお願いしまーす。
こちらも24年のサンデー募集馬の分析記事です。併せてどうぞ↓
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