サンデーサラブレッドクラブの22年産募集馬について、独自のナゾ血統理論で評価していきます。
今回ディープジュエリーの22、マルシアーノの22、ドナウブルーの22についての血統解説です。
ディープジュエリーの22はシンボリクリスエス×ストームキャットのニックスですね。
マルシアーノの22は高松宮記念勝ちファストフォースや京王杯2歳S勝ちファンタジストと同じパターン。
ドナウブルーの22は柔らかいロードカナロアに対してパワー系の母のバランスが良いですね。
血統表を使ってわかりやすく解説してますので見てみてくださいね。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
サンデーサラブレッドクラブ2023年募集馬評価その5
№152.ディープジュエリーの22
父:エピファネイア
募集総額:6000万円
性別:牡
母年齢:10歳
評価:A
総合評価:A
エピファネイアの成功パターンはヘイローとスペシャル牝系のクロスを作ることですね。
エピファネイア産駒の重賞勝ち6頭の内、デアリングタクト、サークルオブライフ、アリストテレス、イズジョーノキセキ、ジャスティンカフェと5頭が当てはまります。
詳しくはアステリックスの22の解説記事を見てみてください。
ディープジュエリーの22の場合はスペシャル牝系のクロスがないんですが、その代わり注目の組み合わせ、シンボリクリスエス×ストームキャットがあります。
こちらはキズナ産駒で結果が出ているニックスで、ソングラインとアカイイトの2頭のキズナ産駒G1馬が両方ともこのニックスを持っています。
シンボリクリスエスの母父ゴールドメリディアンとストームキャットの母ターリングアがよく似た血統構成でニアリークロスになりナスキロのキレとアメリカンパワーが伝わりやすいのだと思います。
詳しくは先ほどと同じ記事の3頭目、パストフォリアの22の解説記事を見てみてください。
№156.マルシアーノの22
父:ロードカナロア
募集総額:7000万円
性別:牡
母年齢:12歳
評価:A
総合評価:A
母マルシアーノはキンシャサノキセキの全妹で、3歳上の産駒にG2勝ちエリカヴィータがいる良血馬。
ロードカナロア産駒は成功ポイントがわかりやすくて、母方にヘイローとスペシャル牝系がある産駒から大物がよく出ています。
実にG1馬9頭の内6頭がこの条件に当てはまり、アーモンドアイもサートゥルナーリアも同様です。
詳しくはまたまた先ほどと同じ記事になってしまうんですが、2頭目のジューヌエコールの解説記事を見てみてください。
マルシアーノの22はヘイローは持ってますが、スペシャル牝系は持っていません。
代わりにヒズマジェスティのクロスがありますが、こちらもなかなかの好相性。
高松宮記念勝ちのファストフォースや京王杯2歳S勝ちのファンタジストがいます。
№157.ドナウブルーの22
父:ロードカナロア
募集総額:7000万円
性別:牡
母年齢:14歳
評価:B
総合評価:B
母ドナウブルーは重賞2勝で、全妹がジェンティルドンナという良血。
ロードカナロアの種牡馬としての特徴は母レディブラッサムの柔軟性を伝えるというところです。
理由はレディブラッサムのもつセクレタリアト=シリアンシーの全きょうだいクロスだと言われていますね。
このあたり現役時代のイメージとずいぶん違います。
なので、母父がディープインパクトとなるとさらにセクレタリアト≒サーゲイロードとこのクロスを累進、柔らかくなりすぎる懸念があります。
ただ、ドナウブルーの22の場合は祖母ドナブリーニがダンジグ×アリダー×リファーズスペシャルとアメリカンパワーの塊。
ちょうど良いバランスなんではないでしょうか。
まとめ
ディープジュエリーの22
1.エピファネイアの成功パターンであるスペシャル牝系はなし。
2.シンボリクリスエス×ストームキャットのニックス。
マルシアーノの22
1.母はキンシャサノキセキの全妹で産駒にG2勝ちエリカヴィータ。
2.ロードカナロアにヒズマジェスティクロスはファストフォースやファンタジストがいて好相性。
ドナウブルーの22
1.母は重賞2勝で全妹にジェンティルドンナがいる良血。
2.柔らかくなりがちなロードカナロア産駒なのでパワー系の母はバランス良し。
他にもサンデー募集馬の評価してますのでよろしくお願いします。
※当サイトの評価方法について気になった方は当サイトの評価基準と価基準と考え方、みたいなものを見てみてください。
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