社台サラブレッドクラブ2023年募集馬評価その３

社台サラブレッドクラブの22年産募集馬について、独自のナゾ血統理論で評価していきます。

今回はジュリエットシアトルの22、ダンサーデスティネイションの22についての血統解説です。

ジュリエットシアトルの22はドゥラメンテにヘイロー＋シアトルスルーで相性の良さそうな配合。

ダンサーデスティネイションの22は母母父シャリーフダンサーがポイントな気がします。

血統表を使ってわかりやすく解説してますので見てみてください。

※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>

※サンデーサラブレットクラブの一部と社台サラブレッドクラブ、G1サラブレッドクラブについては今期はA評価のみ解説します。こちらの時間の都合です、スミマセン。

よろしくどうぞ。

社台サラブレッドクラブ2023年募集馬評価その３

№４５．ジュリエットシアトルの22

総合評価：A

母ジュリエットシアトルはアルゼンチンのG1を２勝。

ドゥラメンテ産駒でヘイロークロスというとドゥラエレーデやドゥーラがいます。

ただ、この２頭は単なるクロスではなくヘイローを多重クロスしたパターン。

ジュリエットシアトルの22はヘイローを単にクロスしただけなのでちょっと違うような気がします。

その代わりシアトルスルーを持っているのがポイントですね。

シアトルスルーはナスキロ＋ラトロワンヌ系パワーという血統構成なんですが、この２つがドゥラメンテと相性が良いです。

ナスキロを持つドゥラメンテ産駒にはタイトルホルダー、スターズオンアース、リバティアイランド。

ラトロワンヌ系パワーを持つドゥラメンテ産駒にはリバティアイランドがいます。

シアトルスルーそのものを持っている産駒としてもJBCレディースクラシック勝ちのヴァレーデラルナ、G2フィリーズレビュー勝ちのシングザットソング、G3毎日杯勝ちのシーズンリッチがいますね。

まぁドゥラメンテ産駒はいろんな血統パターンから活躍馬が出ますね。

№４８．ダンサーデスティネイションの22

総合評価：A

母はイタリア1000ギニー勝ち。

ロードカナロア産駒は成功ポイントがわかりやすくて、母方にヘイローとスペシャル牝系がある産駒から大物がよく出ています。

実にG1馬９頭の内６頭がこの条件に当てはまり、アーモンドアイもサートゥルナーリアも同様です。

詳しくはこちらの記事の２頭目ジューヌエコールの解説記事を見てみてください。

ダンサーデスティネイションの22は、キングマンボクロスの中にヌレイエフがあるのでスペシャル牝系がありますが、ヘイローは持っていません。

なのですが、代わりになりそうな血統を持っています。

それがシャリーフダンサーの母スウィートアライアンスです。

血統表を見てください。

青色囲みのサーアイヴァー×トムフールという字面だけでも俊敏そうですが、この組み合わせで黄色囲みのアセニア≒メノウの3/4同血クロスが出来ていてさらに遺伝力が強そうですね。

実はシャリーフダンサーはエルプラドと血統構成がかなり似ています。

エルプラドと言えばサドラーズウェルズ系なのに俊敏なことで有名なので、あーなるほどと思ってもらえる方もいますかね。

ロードカナロアにヘイローが相性良しというのは、俊敏性をプラスしたいということだと思うんで、スウィートアライアンスーシャリーフダンサーでも代用が可能かなと見ました。

まとめ

※当サイトの評価方法について気になった方は当サイトの評価基準と価基準と考え方、みたいなものを見てみてください。