東京サラブレッドクラブの22年産募集馬について、独自のナゾ血統理論で評価していきます。
今回はブラックスビーチの22、レッドセシリアの22についての血統解説です。
ブラックスビーチの22は典型的なエピファネイア産駒の成功パターンですね。
一方、レッドセシリアの22はエピファネイア産駒の成功パターンではないんですが、年度代表馬エフフォーリアとよく似た血統構成です。
血統表を使ってわかりやすく解説してますのでどうぞ見てみてください。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
東京サラブレッドクラブ2023年募集馬評価その1
№１．ブラックスビーチ22
父：エピファネイア
募集総額：4200万円
性別：牡
母年齢：8歳
評価：A
総合評価：A
母ブラックスビーチはリステッド勝ち。
エピファネイア産駒はサンデーサイレンスのクロスとサドラーズウェルズのクロスがあるかどうかがポイント。
もっと細かく言うとヘイローとスペシャル牝系を強調することがポイントです。
シーザリオの要素を強調するのが良いんでしょうね。
なんとエピファネイア産駒の重賞勝ち５頭の内、デアリングタクト、サークルオブライフ、アリストテレス、イズジョーノキセキと４頭が当てはまります。
唯一当てはまっていないのがエフフォーリアなんですけどね。
ヘイローは青色囲み、スペシャル牝系は紫色で囲んでわかりやすくしてみました。
スペシャル牝系については少しわかりにくいかと思いますが、コチラの記事に詳しい説明を載せてますので宜しければどうぞ。
最も代表的な馬はサドラーズウェルズとヌレイエフの２頭ですね。
リンク開くのめんどくさいなと思ったら下の比較血統表だけでも見てみてください。
シーザリオの強調という意味ではシーザリオの母母父父に当たるサーゲイロードもかなり重要な血統で、こちらは柔軟性のある血統です。
シーザリオの血統表で確認してみます。
ブラックスビーチの22についてはヘイロー、スペシャルに加えてサーゲイロードも強調された配合になってます。
３代母リーチフォーザムーンの血統表を見てみましょう。
サーゲイロードの半弟セクレタリアトのクロスを4×4で持っています。
セクレタリアトとサーゲイロードの関係性はコチラの血統表を確認してください。
という訳でブラックスビーチの22は徹底的にシーザリオを強調した配合構成で、エピファネイア産駒の成功パターンだと思いますね。
№２．レッドセシリア22
父：エピファネイア
募集総額：4000万円
性別：牡
母年齢：12歳
総合評価：B
総合評価：B
母レッドセシリアはG1阪神JFの３着馬。
こちらはエピファネイア産駒の成功パターンであるヘイローとスペシャル牝系には当てはまっておりません。
ただ、エピファネイア×ハーツクライ×シャーペンアップというと、、、
そう、唯一の例外エフフォーリアとよく似た血統構成になります。
エフフォーリアの血統表とレッドセシリアの22の血統表を比べてみてください。
この馬が重賞を勝てば新たなエピファネイアの成功パターンとなりますね！
まとめ
ブラックスビーチの22
１．ヘイローとスペシャル牝系を強調したエピファネイア産駒の成功パターン。
２．3代母リーチフォーザムーンがセクレタリアトの4×4で、セクレタリアト≒サーゲイロードとなりさらにシーザリオ血統を強調。
レッドセシリアの22
１．母はG1阪神JFの３着馬。
２．エピファネイア産駒の成功パターンには当てはまらず。
３．エピファネイア×ハーツクライ×シャーペンアップはエフフォーリアとよく似た血統構成。
他にも東サラ募集馬の評価してますのでよろしくお願いします。
※当サイトの評価方法について気になった方は当サイトの評価基準と価基準と考え方、みたいなものを見てみてください。
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