今回は社台サラブレッドクラブのその3です。
関西馬の前半戦になります。
A評価はいませんでしたが、まずまず高評価のBが7頭です。
今回も4段階でA評価、B評価を付けた高評価の馬を紹介していきますので、よろしくどうぞ。
※各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
社台サラブレッドクラブ2022年 募集馬評価その3
№39.インフレキシビリティの21
父:ロードカナロア
募集総額:4000万円
性別:牡
母年齢:7歳
総合評価:B
総合評価:B
母インフレキシビリティはカナダのクラシックにあたるレースの勝ち馬みたいです。
母はミスプロの5·3×5でアンブライドルズソングが入りヘイロー≒サーアイヴァーなのでかなり俊敏性のある配合です。
かなりポテンシャルの高そうな母ですが、持続力と心肺機能に不安があるので、モーリスなんかはもっと合いそうだな~。
まぁカナロアでも全然いいんですが、ちょっと柔らかくなりすぎないかの懸念はあるかな。
№44.エスキモーキセスの21
父:ハーツクライ
募集総額:12000万円
性別:牡
母年齢:6歳
総合評価:B
総合評価:B
母エスキモーキセスはアメリカG1アラバマステークス勝ち。
いやそれにしても12000万は高すぎないかと思って調べてみると、3代母が牝馬でケンタッキーダービーに勝ったウイニングカラーズだそうです。
なるほどです。
この馬にディープを付けられなかったのは痛恨だったろうな。
配合的にはアメリカのパワースピードタイプらしく持続力が弱点なので、ハーツは相性良さそうです。
№49.カンビーナの21
父:キズナ
募集総額:3600万円
性別:牡
母年齢:13歳
評価:B
総合評価:B
母カンビーナはG1アメリカンオークスの勝ち馬。
日本ではシーザリオが勝ったレースとして有名ですね。
配合的には母母アウェイトがバランスタイプなんでキズナと合わせると堅実に走りそうですね。
№52.カウアイレーンの21
父:キズナ
募集総額:5000万円
性別:牝
母年齢:15歳
総合評価:B
総合評価:B
兄に重賞3勝のステイフーリッシュ、母カウアイレーンはリステッド勝ち。
カウアイレーンの母シルバーレーンがロベルトなので一見パワー型かな、と思いそうなんですが、実はかなりロイヤルチャージャー、ナスルーラ、マームードといったレディジョセフィン系の血が多く入った血統構成。
なので母カウアイレーンは俊敏性と柔軟性に寄った血統になっています。
ここに持続力のキズナで、相性の良さそうな組み合わせになっています。
№57.ダイワダッチェスの21
父:ダイワメジャー
募集総額:2400万円
性別:牝
母年齢:8歳
総合評価:B
総合評価:B
ダイワメジャー×ワークフォース×フレンチデピュティ。
印象としてはスピード不足っぽい字面ですが、母ダイワダッチェスがミスプロの4×4で俊敏性、柔軟性を補っており、見た目の印象よりバランスの良い配合だと思います。
№59.ビジューミニョンの21
父:モーリス
募集総額:3000万円
性別:牡
母年齢:9歳
総合評価:B
総合評価:B
母母キュートエンブレムは姉にG1ヴィクトリアマイル勝ちエイジアンウインズや妹にオークス2着エバーブロッサムがいる血統。
父モーリスは持続力と心肺機能が高いタイプなので、俊敏性のあるダイワメジャーは良いと思いますし、何気にランニングヒロイン≒ダイワメジャーの3/4同血クロスでもあります。
牝系からはデインヒルやフォーティーナイナーなどでパワーを補っているのもプラスですね。
№66.フロレットアレーの21
父:ハービンジャー
募集総額:3200万円
性別:牡
母年齢:9歳
総合評価:B
総合評価:B
母フロレットアレーの妹にG3勝ちランブリングアレー。
ハービンジャーはデインヒル系のパワーと心肺機能が高いタイプなので、ディープで俊敏性を補う形は良いと思います。
母母ブルーミングアレーのバランスが良く、走る確率が高そうな安定感のある配合だと思います。
まとめ
今回は残念ながらA評価なしでした。
Aに近い評価だったのがカウアイレーンの21とダイワダッチェスの21。
この2頭ですとカウアイレーンの21は堅実そうな配合、ダイワダッチェスの21は一発大物を期待って感じですかね。
今回はあまり心を動かされる配合馬はいなかったかな。
次回は関西馬の後編です。
関東馬はコチラ↓
サンデーサラブレッドクラブも記事を書いてますので、よろしければこちらもどうぞ。
※当サイトの評価方法について気になった方は当サイトの評価基準と考え方、みたいなものを見てみてください。
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