引き続きサンデーサラブレッドクラブ募集馬の血統分析をやっていきたいと思いまーす。
今回はグルヴェイグの23、リナーテの23、コパカティの23についての分析です。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
2024年サンデーサラブレッドクラブ募集馬評価その7
№54.グルヴェイグの23
父:エピファネイア
募集総額5000万円
性別:牝
母年齢:15歳
評価:A
総合評価:A
祖母が名牝エアグルーヴ、母グルヴェイグもG3マーメイドステークス勝ち。
姉にG2ローズステークス勝ちアンドヴァラナウトがいる良血。
で、またまたまたまたエピファネイア。
はんぱないって。
エピファネイア産駒の成功パターンはコレですね。
1.サンデーサイレンス(ヘイロー)のクロス
2.持続力血統
3.サドラーズウェルズ(スペシャル牝系)のクロス
またまたまたまたこのパターンかーい。
ってあれですな。
スペシャル牝系は無いですな。
ただ、トニービン+ノーザンテーストと持続力血統を重ねてるんで、これはエフフォーリアのパターンですな。
詳しくはコチラをどうぞ↓
【種牡馬】エピファネイアの成功パターンは? →かなりわかりやすいよ。
トニービンはハイペリオンの5×3·5、ノーザンテーストはハイペリオンの4×3です。
スペシャル牝系は無いけど、これも成功パターンですね。
牝系は最高レベルだし牝馬とはいえ多少お求めやすい価格かな?
№55.リナーテの23
父:ロードカナロア
募集総額4000万円
性別:牝
母年齢:9歳
評価:B
総合評価:B
リナーテはG2京王杯スプリングカップ2着、G3京都牝馬ステークス2着、G3キーンランドカップ3着など重賞まであと一歩という活躍馬。
血統的にもサトノダイヤモンドの妹という良血。
それから祖母のマルペンサはすごい血統で名牝アルマームードを何本もクロスしてるんですよね。
あ、アルマームードっていうのは、サンデーサイレンスの父母母であり、ノーザンダンサーの母母でもあるというすごい名牝ですね。
詳しくはコチラを見てみてください↓
いつも言っているのはロードカナロアはヘイローとスペシャル牝系。
リナーテはスペシャル牝系は無いですが、こんだけヘイローがあるのは良いでしょう。
ロードカナロアにヘイローマシマシは成功パターンです。
ただ、スペシャル牝系が無いのはともかく、ロードカナロア×ステイゴールドの実績が良くないのがかなり気になるところではありますが…。
№70.コパカティの23
父:アドマイヤマーズ
募集総額4000万円
性別:牡
母年齢:7歳
評価:B
総合評価:B
祖母アロマティコは秋華賞とエリザベス女王杯で3着の実績馬。
母コパカティの半弟に皐月賞馬ジオグリフ。
父アドマイヤマーズは前にも書いた通りヘイローまみれでバランスがあまりよくない血統構成です。
こちらのジューヌエコールの23とロサグラウカの23の解説記事で詳しく書きました↓
ということで、アドマイヤマーズは俊敏性に寄りすぎているんで、ノーザンテーストやスペシャル牝系のクロスで持続力やタフさを伝えるような構成が良いかなぁと。
なので祖母アロマティコのキングカメハメハ×サンデーサイレンス×ノーザンテーストという構成はアドマイヤマーズにとっては良いんではないかな。
さらに母父ハービンジャーからデインヒルのパワーも伝わりそうで、うん、こういう感じのバランスがアドマイヤマーズには良さそうかな~。
まとめ
グルヴェイグの23
1.エアグルーヴ牝系。
2.エピファネイア産駒の成功パターンその2、エフフォーリアのパターン。
リナーテの23
1.母はサトノダイヤモンドの妹。
2.ロードカナロアにヘイローマシマシは成功パターン。
3.ロードカナロア×ステイゴールドは実績無しなのが気掛かり。
コパカティの23
1.母コパカティの半弟に皐月賞馬ジオグリフ。
2.ヘイローまみれのアドマイヤマーズにノーザンテースト、スペシャル牝系クロスは◎。
今回はこんなところで。
次回もよろしくお願いしまーす。
その他の24年サンデー募集馬の分析記事です。併せてどうぞ↓
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