キャロットクラブの募集馬について、独自のナゾ血統理論で評価していきます。
今回から関西馬編です。
何と言ってもあの年度代表馬の全弟が注目なんですが、個人的にはもう1頭のアワブラ馬に注目してます。
4段階評価でA評価、B評価を付けた高評価の馬を紹介していきますので、よろしくどうぞ。
※各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
キャロットクラブ2022年 募集馬評価その4
№53.バウンスシャッセの21
父:ロードカナロア
募集総額:5000万円
性別:牝
母年齢:10歳
総合評価:A
総合評価:A
母バウンスシャッセは重賞3勝。
母の兄弟も重賞3勝のコントラチェックとG2勝ちムーンクエイクがいる良血、キャロットおなじみの血統ですね。
配合としては母母母父がフェアリーキングなので、ロードカナロアの成功パターンであるヌレイエフのニアリークロスがしっかりあります。(上の血統表の緑囲み)
あと、ゼンノロブロイの母父母であるI Passという馬がいるんですが、この馬がウォーアドミラル×ラトロワンヌ血統の馬のクロスを持っています。
このウォーアドミラル×ラトロワンヌ血統の馬のクロスを持つという点は、カナロアの4代目にいるトライマイベストの母セックスアピールと共通しています。(上の血統表の赤囲み)
上の血統表を見てもらいたいんですが、どちらも父はバックパサーでその母ブサンダがウォーアドミラル×ラトロワンヌ。
セックスアピールの母母父ミスターブッシャーもウォーアドミラル×ラトロワンヌ。
アイパスの母母父ベターセルフもウォーアドミラル×ラトロワンヌ。
という訳でなかなかこの2頭は相似性があります。
なんでこんな細かいところを取り上げるのかと言うと、これがアーモンドアイの配合と共通する点だからですね~。
アーモンドアイはヌレイエフの5×3にセックスアピールの6×3。
バウンスシャッセの21はヌレイエフ≒フェアリーキングの5×4にセックスアピール≒アイパス(ちょっと無理やりですが)の6×5です。
全姉グランワルツは未勝利で終わってしまいましたが、初仔でしたし今回は改めて期待したいです。
№54.トータルヒートの21
父:ハーツクライ
募集総額:7000万円
性別:牡
母年齢:10歳
総合評価:A
総合評価:A
祖母リーサルヒートはアメリカで重賞2勝。
ハーツクライ×ストリートクライは7頭中5頭勝ち上がりでG3フェアリーS2着のチューンオブラヴが出ているので相性良いですね。
それだけでなく、この母は全体的にハーツクライと相性の良い血をたくさん持ってます。
まずはマキャベリアン×ヌレイエフのハーツクライ産駒なのでシュヴァルグランとかなり似た血統構成であること。
さらにシアトルスルーを持つハーツクライ産駒なので、ドウデュース、スワーヴリチャード、ヨシダと3頭のG1馬と共通してます。
№55.リリサイドの21
父:ハーツクライ
募集総額:10000万円
性別:牡
母年齢:14歳
評価:B
総合評価:B
G1を4勝の年度代表馬リスグラシューの全弟。
この馬は母リリサイドの血統が特徴的でリファールの4×3にミルリーフの5×3。
俊敏性と柔軟性、持続力の高い配合で、ここに持続力の鬼ハーツクライなんで、あのリスグラシューのタフな末脚も納得といった血統。
母父アメリカンポストの配合がバランスが良いので、アベレージの面でも優秀な配合だと思います。
まとめ
リスグラシューの全弟ももちろん注目ですが、ここはあえてバウンスシャッセの21の方に期待してます。
バウンスシャッセやフロアクラフトの仔が活躍したらキャロットはより盤石な体制になりますな~。
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よろしく~。
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