ロードサラブレッドオーナーズ2023年募集馬評価その２

ロードサラブレッドオーナーズの22年産募集馬について、独自のナゾ血統理論で評価していきます。

今回はワイルドココ22、スピニングワイルドキャット22、ワンダーガドット22についての血統解説です。

ワイルドココ22はロードカナロアにモンズンですが、この組み合わせは割と合いそうな気がしてます。

スピニングワイルドキャット22は全兄がスプリントG1を２勝のダノンスマッシュ。

ワンダーガドット22は俊敏性とタフさを併せ持つエルプラドを持っており、ロードカナロアと合いそうです。

それでは、血統表を使って解説していきます。

※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>

よろしくどうぞ。

ロードサラブレッドオーナーズ2023年募集馬評価その２

№７．ワイルドココ２２

総合評価：B

母ワイルドココはイギリスで重賞２勝、G1ヴェルメイユ賞２着。

祖母ワイルドサイドもドイツG２勝ち。

ワイルドサイドの兄弟も活躍馬多数で、半兄ウインフォアースはG2ドイツセントレジャー勝ち、半妹ホワイトローズはフランスG3勝ちでG1ドイツオークス２着。

ロードカナロア産駒はヘイローとスペシャル牝系を併せ持っている母が成功パターンなんですが、ワイルドココはかなりのドイツ血統でこの条件には合致しません。

ただ、母父父モンズンがズルムーの俊敏性とケーニッヒシュトゥールの持続力を兼ね備えた血統で、侮れないんですよね。

ロードカナロアは俊敏性とタフさ、持続力を補いたい種牡馬なんで、ドイツ血統のタフさにモンズンの俊敏性と持続力をもつワイルドココはアリじゃないかと思いますね。

№８．スピニングワイルドキャット２２

総合評価：B

半兄に香港スプリント、高松宮記念とスプリントG1を２勝したダノンスマッシュ。

祖母ハリウッドワイルドキャットもBCディスタフなどアメリカG1を３勝した名牝で、母の兄にもBCマイル勝ちウォーチャント、イギリスG2勝ちアイヴァンデニソヴィッチと活躍馬がでています。

母スピニングワイルドキャットの血統表を見てみましょう。

ダンジグ、アリダーにロベルトの3×4ということで、これでもかというくらいパワー血統のかたまりなんですよね。

さんざん言っているロードカナロアの成功パターン、ヘイローとスペシャル牝系とはかけ離れた血統構成です。

ただ、なんせ同じ配合の全兄にG1勝ちのダノンスマッシュがいる上、同じスプリントG1勝ちのカナロア産駒ファストフォースもダンジグ持ちです。

スプリント路線ならばこういったパワー寄りの血統が正解ということなんでしょうね。

№１１．ワンダーガドット２２

総合評価：B

母ワンダーガドットはカナダ２冠馬。

しかも、牝馬限定戦ではなく混合戦の２冠馬で年度代表馬にもなっている名牝なんですよね。

この仔もロードカナロア産駒です。

という訳で、ロードカナロア産駒と言えばヘイローとスペシャル牝系が成功パターンですね。

母ワンダーガドットの血統表を見てみましょう。

スペシャル牝系のサドラーズウェルズを持っていますが、ヘイローは無いですね。

ただ、サドラーズウェルズの後継種牡馬エルプラドが父の産駒としてはとても俊敏性のある種牡馬で、それは母レディキャピュレットの血統からきています。

レディキャピュレットの血統表を見てみます。

俊敏性を伝えるクロスがマームード4×3とアセニア≒メノウ3×3と２つ発生していて、これがエルプラドの俊敏性の源となってます。

ワンダーガドットはこのエルプラドに対してさらにゴーンウエストを持ってきていて、それぞれの母でニアリークロスを発生させてます。

レディキャピュレット≒シークレットテーム3×5です。

このニアリークロスでエルプラドの俊敏性をさらに継続しています。

再度ワンダーガドットの血統表を載せておきます。

この血統構成ならヘイローが無くても十分俊敏性を伝えることができるんではないかと思います。

まとめ

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