
では引き続きG1サラブレッドクラブの募集馬分析をやっていきましょう。
ただ、今回は2次募集には残っていない、すでに満口になってしまった馬です。
1次募集終了までに間に合わんかった…。
という訳で次の2頭を見ていきます。
ジュールポレールの24、リアリゾンルレーヴの24ですね。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
G1サラブレッドクラブ2025年募集馬評価その2
№6.ジュールポレールの24
父:エピファネイア
募集総額:5000万円
性別:牝
母年齢:11歳
総合評価:A

総合評価:A
1頭目はエピファネイア産駒、ジュールポレールの24。
母はG1ヴィクトリアマイル勝ち。
母の半兄サダムパテックはG1マイルチャンピオンシップ勝ち。
この良血で父エピファネイアはさすがに残らないよね。
血統構成も良いっすよ。
まず、エピファネイア産駒のポイントは次の3点。
1.サンデーサイレンス(ヘイロー)
2.スペシャル牝系
3.ハイペリオン血統
詳しくはコチラをどうぞ。
【種牡馬】エピファネイアの成功パターンは? →かなりわかりやすいよ。
あと、2のスペシャル牝系は名牝スペシャルの牝系のことです。
サドラーズウェルズ、ヌレイエフ、フェアリーキングあたりがよく見るスペシャル牝系ですね。
スペシャル牝系についても記事でまとめてあるんで興味ある方はぜひ。
ノーザンダンサーとのスペシャルな関係。ヌレイエフとサドラーズウェルズ、ちぢめてヌレサド。
ジュールポレールの24については、ポイント3のハイペリオン血統はやや薄いけど、1と2のポイントはばっちり。

青色サンデーサイレンスが4×3。
紫色フェアリーキングの祖母がスペシャル。
サドラーズウェルズとフェアリーキングは全きょうだいっすね。
このパターンのエピファネイア産駒は錚々たる顔ぶれで、デアリングタクト、ステレンボッシュ、サークルオブライフが代表的。



№8.リアリゾンルレーヴの24
父:ナダル
募集総額:2800万円
性別:牝
母年齢:11歳
総合評価:A

総合評価:A
次にナダル産駒、リアリゾンルレーヴの24。
祖母アレステッドドリームスはアメリカダートG1メイトロンステークスで2着。
母の半兄オラトリーはアメリカダートG2勝ち。
こっちはさっきのジュールポレールと逆で、ナダル産駒の牝馬で満口になっちゃうんだーって感じ。
まぁでも血統構成としてはナダル産駒の成功パターンで間違いない。
ナダル産駒はライアブルとプルピットを強調するのがポイントなんですよね。
東京ダービー2着のクレーキングやJpn3ブルーバードカップを勝ったメルキオルなんかがそう。
まずはクレーキングの血統表です。

これだけだとわかりにくいので、クレーキングの紫色ライアブルとキングマンボの比較血統表を。

次にメルキオルの血統表。

ピンク色のシーキングザゴールドとマイニングは3/4同血です。

こんな感じでナダルの血統表にあるライアブルとプルピットを強調すると活躍馬が出やすいみたい。
リアリゾンルレーヴの24も同じパターンなんで期待していいかな。

オレンジ色エーピーインディとチャーミングラッシーは3/4同血です。

てかナダルにレモンドロップキッドっていう組み合わせ、けっこうヤバいんちゃうか…。
まとめ
ジュールポレールの24
1.母はG1勝ちで母の半兄サダムパテックもG1勝ち。
2.エピファネイア産駒でサンデークロス、スペシャル牝系クロスなので、成功パターン。
リアリゾンルレーヴの24
1.祖母はアメリカダートG1で2着、母の半兄はアメリカダートG2勝ち。
2.ライアブル≒キングマンボ、エーピーインディ≒チャーミングラッシーでナダルのポイントを押さえた血統構成。
3.ナダル×レモンドロップキッドはヤバいかも。
はい、まぁこんな感じで今回はこの2頭だったんですが、1次募集ですでに満口ですね。
取れた方はうらやましいなぁ。
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