キャロットクラブの追加募集馬について、独自のナゾ血統理論で評価していきます。
今回はコナブリュワーズの21とマルケッサの21についての血統解説です。
結論としては、コナブリュワーズの21は同じミッキーアイル産駒の代表馬メイケイエールと似た配合、マルケッサの21はホープフルステークスを勝った兄ドゥラエレーデの血統的ポイントを押さえた配合で、どちらも期待できると思います。
理由についてもできるだけわかりやすく書いてみましたので、ぜひ見てみてくださいね。
※各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
キャロットクラブ2023年追加募集馬評価その1
№34.コナブリュワーズの21
父:ミッキーアイル
募集総額:2400万円
性別:牝
母年齢:8歳
総合評価:B
総合評価:B
チューリップ賞2着で桜花賞出走予定のコナコーストの半妹。
個人的には通常募集で申し込む気満々だったので、再募集はメチャクチャうれしいっす。
今週桜花賞のこのタイミングでの再募集は宣伝じゃないかと勘繰りたくなるけど、冷静に考えたらそんなん関係なく満口になるんだから気にしすぎかな。
まずは姉のコナコーストが2着に入ったチューリップ賞を見ましょうか!
続いてコナブリュワーズの21の血統表を見たいんですが、ここはメイケイエールの血統表と比較してみたいです。
配合としては、サンデーサイレンス3×4とフレンチデピュティを持つミッキーアイル産駒という点がメイケイエールと同じ。
ただ、メイケイエールはデインヒルクロスの影響も大きいと思うんですが、こちらはヌレイエフ≒サドラーズウェルズの4×5·5。
その違いがどうかですが、基本的にはミッキーアイル産駒の成功ポイントは押さえた配合だと思います。
ヌレイエフ≒サドラーズウェルズについてはこちらに詳しく書いたので、気になる方は見てみてください。
ノーザンダンサーとのスペシャルな関係。ヌレイエフとサドラーズウェルズ、ちぢめてヌレサド。
あと、余談ですけど姉のコナコーストは父キタサンブラック、その父ブラックタイド。
こちらは父ミッキーアイル、その父ディープインパクトなんで半妹と言っても3/4同血なんですね。
だからなんやねんと言われると知らんけど。
№98.マルケッサの21
父:ロードカナロア
募集総額:6000万円
性別:牝
母年齢:6歳
総合評価:B
総合評価:B
ホープフルステークス勝ちドゥラエレーデの半妹。
さらに、母マルケッサはサトノダイヤモンドの半妹ですね。
まずは兄のドゥラエレーデが勝ったホープフルステークスを見てみましょう。
あと、サトノダイヤモンドの有馬記念も見たいっすね。
ハイ、では兄ドゥラエレーデの血統表を確認してみます。
ヘイローとノーザンダンサーの祖母であるアルマームードの多重クロスがびっしり入ってるのが特徴なんですが、個人的に気になっているのは血統表の紫色で囲んだヌレイエフ≒エレクトロアートの相似クロス5×4。
ヌレイエフとエレクトロアートがどんな相似配合なのかは次の比較血統表を確認してみてください。
キングカメハメハの系統はとにかくこのヌレイエフをクロスすると走ることが多い気がします。
では改めてマルケッサの21の血統表を見てみましょう。
父がドゥラメンテからロードカナロアへの変更なので父父キングカメハメハは同じで3/4同血です。
なのでこのヌレイエフ≒エレクトロアートがあるのは兄のドゥラエレーデと同じ。
ロードカナロアの母レディブラッサムはノーザンダンサーが1本入るだけなので、アルマームードのクロスはやや薄めになってます。
個人的には父がロードカナロアに替わった妹の配合の方が良いとまで思いますが、どうでしょうね~。
アルマームードのクロスについては詳しく記事にしましたのでコチラも良ければどうぞ。
まとめ
コナブリュワーズの21
1.チューリップ賞2着コナコーストの半妹(3/4同血)。
2.サンデーサイレンス3×4のミッキーアイル産駒でフレンチデピュティ持ちはメイケイエールと同じ。
3.メイケイエールはデインヒルクロス、こちらはヌレサド。
マルケッサの21
1.ホープフルステークス勝ちドゥラエレーデの半妹(3/4同血)。
2.父は替わったがヌレイエフ≒エレクトロアートの相似クロスは兄ドゥラエレーデと同様。
3.ドゥラエレーデに比べアルマームードはやや薄め。
キャロット追加募集についてはもう1記事アップ予定ですので、そちらもよろしくどうぞ。
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