引き続きサンデーサラブレッドクラブ募集馬の血統分析をやっていきたいと思いまーす。
今回はバンゴールの23、ソシアルクラブの23についての分析です。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
2024年サンデーサラブレッドクラブ募集馬評価その5
№44.バンゴールの23
父:アルアイン
募集総額2400万円
性別:牝
母年齢:11歳
評価:B
総合評価:B
ロサグラウカに続いてもう1頭薔薇一族から。
こちらは父アルアイン。
アルアインの現役時代は先行抜け出しタイプ。
対して全弟のダービー馬シャフリヤールは末脚切れるタイプと同じ血統でも違うタイプの一流馬でした。
じゃあ血統のイメージはというと、シャフリヤールの方がイメージ通りな感じがします。
母父のエッセンスオブドバイが柔軟性の高いナスキロ血統なんで。
今回のバンゴールの23の場合、3代母ローズバドがサンデーサイレンス×シャーリーハイツ(ナスキロ血統)なので、ディープインパクト×エッセンスオブドバイ(ナスキロ血統)を強調する形と見ていいかな~。
あとはキングカメハメハとクロフネでタフさとパワーのバランスを取る感じ。
うん、良いんじゃないですか。
№46.ソシアルクラブの23
父:フィエールマン
募集総額4000万円
性別:牡
母年齢:8歳
評価:A
総合評価:A
祖母ブエナビスタはG1を6勝した名牝で3代母ビワハイジもG1阪神3歳牝馬ステークス勝ち。
ビワハイジはブエナビスタの他ジョワドヴィーヴルもG1勝ち、その他重賞勝ち馬が4頭という名牝。
まさかブエナビスタからいまだに重賞勝ち馬が出ていないなんて信じられなーい。
って感じですが、まぁそれくらい繁殖として成功するのは確率が低いってことですな。
そんな低迷中のブエナビスタですが、、、、この馬はもしかしてあるんじゃない。
この血統表を見たらテンション上がっちゃうな。
という訳で解説していきまーす。
まずは祖母ブエナビスタの血統表を見ていきます。
見ての通りニジンスキーの4×3があります。
ブエナビスタの特徴としてはサンデーサイレンス+ドイツ牝系+ニジンスキー+ナスキロ(フォアシアーとサーゲイロード)だと思うんですよね。
この辺りを強調していくのがカギと見た、っていう予測。
そのことを踏まえて父のフィエールマンですが、その母父グリーンチューンに注目。
グリーンチューンの父父がニジンスキーなんですけど、母母がオーシャンズアンサーで、この2頭の血統構成が割と似てるんですよね。
比較血統表を出します。
オマハとフレアは全きょうだいですね。
という訳で、フィエールマンの母父グリーンチューンはかなりニジンスキー風味が強いんですよね。
さて、もう1度ソシアルクラブの23の血統に戻ります。
ブエナビスタがニジンスキー4×3で、グリーンチューンはニジンスキー+オーシャンズアンサー。
そしてサンデーサイレンスのクロスが3×4。
かなりブエナビスタのポイントを押さえてるんちゃいます?
いや~~~
アツいでしょ。
まとめ
バンゴールの23
1.薔薇一族の牝系。
2.アルアインの血統構成が3代母ローズバドの血統構成を強調する形。
ソシアルクラブの23
1.祖母ブエナビスタ、3代母ビワハイジ。
2.父フィエールマンの持つサンデーサイレンスとグリーンチューンがブエナビスタの血統を強調する形。
今回はこんなところです。
次回もよろしくお願いしまーす。
こちらも24年のサンデー募集馬の分析記事です。併せてどうぞ↓
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