東京サラブレッドクラブの募集馬について、独自のナゾ血統理論で評価していきます。
今回は関西馬の後半戦です。
4段階でA評価、B評価を付けた高評価の馬を紹介していきますので、よろしくどうぞ。
※各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
東京サラブレッドクラブ2022年 募集馬評価その4
№31.サンドグロースの21
父:ドゥラメンテ
募集総額:2400万円
性別:牝
母年齢:11歳
総合評価:A
総合評価:A
これはカタログにも書いてますが、タイトルホルダーと配合構成がかなり似ています。
ゴーンウエスト、サドラーズウェルズ、シャーリーハイツですね。
マイナーな血脈でなく、タイトルホルダーにとってかなり重要な部分がそっくりそのまま入っているので、これは注目ですね。
№32.ディエンティの21
父:ドゥラメンテ
募集総額:2600万円
性別:牝
母年齢:14歳
総合評価:B
総合評価:B
母ディエンティはアメリカG2勝ちファンタスティキャットの全妹。
祖母ロッタダンシングはアメリカG3勝ち。
ストームキャット×アリダー×ダンジグというゴリゴリアメリカンなので、バリバリジャパニーズクラシック血統のドゥラメンテでなんとか日本向けの適性にもっていきたいところ。
父ディープインパクトの上は今一つ活躍できてませんが、ドゥラメンテなんでダート適性もあるのは良いところですね。
№33.レッドコルディスの21
父:ドゥラメンテ
募集総額:2400万円
性別:牝
母年齢:7歳
評価:B
総合評価:B
なんと言ってもアドマイヤグルーヴ≒ハーツクライの2×2。
この2頭がサンデー×トニービンで父がドゥラメンテなんで完全にクラシック向きの配合ではありますよね。
さらに良いところは母系にダンジグが入るので瞬発力の一辺倒ではないところです。
これは要注目馬ですね。
管囲が19.3㎝で多少気になりますが、牝馬なら、うーん、ギリギリ許せなくも無いかな…。
№35.シックスイスの21
父:キズナ
募集総額:2800万円
性別:牝
母年齢:11歳
総合評価:B
総合評価:B
母シックスイスはアルゼンチンのG3勝ち。
また祖母フルナンバーの兄弟にアルゼンチンのG1勝ちリアルナンバー、G2勝ちヌメラドラがいる良血。
配合的にはミスプロ系のパワー種牡馬フォーティーナイナーとシーキングザゴールドをもち、俊敏性をミスプロクロスとヘイローから伝えている感じですね。
父キズナですと多少スピードに不安はありますが、まずまず良い配合だと思います。
№37.ブラックスビーチの21
父:モーリス
募集総額:3600万円
性別:牡
母年齢:7歳
総合評価:B
総合評価:B
モーリス×ディープインパクトの組み合わせはG3ファルコンステークス勝ちのルークズネストがいます。
そしてチーフズクラウンを持っている点とサドラーズウェルズ≒ヌレイエフのクロスがある点がルークズネストと共通。
ここまではカタログ情報ですが、さらに共通点としてはルークズネストの母方にセクレタリアト≒サーゲイロードのクロスがあり、本馬の牝系にもセクレタリアトのクロスがあります。
かなり共通点は多いですね~。
そもそも牝系がかなり柔らかい配合なので、モーリスは合ってるかなと思います。
№44.レッドディオーサの21
父:リアルスティール
募集総額:3000万円
性別:牡
母年齢:8歳
総合評価:B
総合評価:B
リアルスティール×キングカメハメハなので、モネヴァッシア=キングマンボの3×3。
この全きょうだいクロスで俊敏性、柔軟性、持続力がありそう。
一方祖母ブレンダはロックオブジブラルタル×サドラーズウェルズでヨーロッパ的な心肺機能の高い血統構成です。
リアルスティールの必殺技はエピカメサンデーや!ってこちらの記事で書いたんですが、この馬はサンデーは無い代わりにヘイローがあります。
バランスが良く配合的には全く穴がない印象。あとは近い世代で重賞勝ちのいない牝系の活力がどうか。
まとめ
SNS見てると血統派の方は結構言っていますが、タイトルホルダーにとても似た血統構成のサンドグロースに注目。
タイトルホルダーは宝塚記念も圧勝、募集馬ヤリが空振りに終わった東サラさんもさぞかし安堵したことでしょう。
いや、そんなわけないか。
東サラのその他の記事はこちらからどうぞ!
サンデー、社台、G1の40口クラブについても記事を書いてますので、よろしければどうぞ。
よろしく~。
※当サイトの評価方法について気になった方は当サイトの評価基準と考え方、みたいなものを見てみてください。
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