東京サラブレッドクラブの募集馬について、独自のナゾ血統理論で評価していきます。
今回は関西馬の前半戦です。
東サラさんがアヴァンセとオルガの2頭をしっかり募集馬に入れてきてくれました。
すばらしいの一言!
4段階でA評価、B評価を付けた高評価の馬を紹介していきますので、よろしくどうぞ。
※各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
東京サラブレッドクラブ2022年 募集馬評価その3
№26.レッドアヴァンセの21
父:ロードカナロア
募集総額:7600万円
性別:牡
母年齢:8歳
総合評価:A
総合評価:A
母レッドアヴァンセはG1ヴィクトリアマイル3着。
重賞馬4頭を出した名牝エリモピクシーが祖母、東サラの看板血統ですね。
ディープインパクトとエリモピクシーの配合のキモは、簡単に言うとディープインパクトの良いところである俊敏性と持続力をそのまま引き継ぐような形になっているところだと思います。
ディープもエリモピクシーも俊敏性と持続力が高く、他は必要最低限だけ持っているイメージですかね。
なので母レッドアヴァンセもディープやエリモピクシーと同様、俊敏性と持続力を確実に伝える配合構成になってます。
言いたいことがごちゃごちゃになってしまいましたが、要するにレッドアヴァンセも母エリモピクシーと同様に名牝になれる名血ですねってことですな。
№27.レッドオルガの21
父:ロードカナロア
募集総額:7600万円
性別:牡
母年齢:7歳
総合評価:A
総合評価:A
母レッドオルガはレッドアヴァンセの一つ下の全妹。
年齢は1つ違いで同じ牡馬、募集額も同じです。
それどころか測尺までほぼ同じという状態。
母オルガの競争成績はアヴァンセよりやや劣りますが、それでもG3で2着と3着がある活躍馬です。
東サラさんはちゃんとアヴァンセ、オルガと2頭とも持ってきたのはホントすばらしいと思います。
今後も毎年もってこれるようならクラブの価値も上がりそうですね。
というかクラブの今後をアヴァンセとオルガの2頭が握っているというか。
そこまで言っても良いくらいですよ。
№28.クイーンズアドヴァイスの21
父:ハーツクライ
募集総額:4800万円
性別:牡
母年齢:11歳
評価:A
総合評価:A
母クイーンズアドヴァイスはアルゼンチンのG3勝ち。
母の兄弟にもG2勝ちのカルチェラタンがいます。
また、祖母クイーンズベンチもアルゼンチンG2勝ちとかなりの名血です。
配合的には母父オーペンがかなり優秀でダンジグとアリダーのパワー心肺機能にヘイロー、アルマームードのクロスと俊敏性も高い。
ディープやハーツに母父オーペンというだけでもうそこそこなんじゃないかと思います。
という訳でハーツ×オーペンにアルゼンチンの名血で期待しかないです。
№29.レッドセシリアの21
父:エピファネイア
募集総額:3600万円
性別:牝
母年齢:11歳
総合評価:B
総合評価:B
母レッドセシリアはG1阪神JF3着。
ハーツクライ、ミッキーアイルのいるマイビューパーズの牝系で、そのマイビューパーズの4×3があります。
祖母サッセッティがバランスの良い配合で、牝馬クロスもあるのでレッドセシリアはなかなか期待値の高い繁殖牝馬だと思います。
その仔たちはまだ未勝利ですが、年齢的にも母11歳の仔でそろそろじゃないかと思います。
№30.ティズウインディの21
父:ドゥラメンテ
募集総額:4400万円
性別:牡
母年齢:10歳
総合評価:B
総合評価:B
母ティズウインディはアメリカG2勝ちで、その母の半弟にベルモントステークス3着のパッチがいる血統。
配合的には母にシアトルスルーのクロスがあり、柔軟性の高いアメリカ血脈。
ドゥラメンテとの相性で考えると、今のところエーピーインディやシアトルスルーとの間に大物はいないんですが、タイトルホルダーはナスキロ血統のシャーリーハイツがあり、スターズオンアースもナスルーラとミスプロのクロスをつないでいっている血統なので、割と合うと思うんですけどね~。
まとめ
関東馬編でも書きましたが、今年の東サラは高価格帯の馬が普通に良い配合だなぁという印象です。
特にレッドアヴァンセとレッドオルガの2頭は名繁殖になれる器だと思いますし、今後も募集続けて欲しいです。
次回は関西馬の後半戦をやっていきます。
東サラのその他の記事はこちらからどうぞ!
サンデー、社台、G1の40口クラブについても記事を書いてますので、よろしければどうぞ。
よろしく~。
※当サイトの評価方法について気になった方は当サイトの評価基準と考え方、みたいなものを見てみてください。
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