はい、今回はブログでA評価した馬たちの成績はどんなもんだったのか、見ていきたいと思います。
私が募集馬分析でイイネイイネ言うてた馬たちはちゃんと活躍してくれているのでしょうか~。
あ、ちなみに私のブログでは1口クラブの募集馬を分析してA,B,C,Dの4段階に評価、その中から、A評価とB評価を取り上げています。
C評価とD評価をやると悪口みたいになっちゃうんで。
人に不快な思いをさせるようなことは言いたくないよね。
っていう建前と、全頭やる時間なんてねーよっていう本音がございます。
それでは成績はっぴょーーーう!
A評価、B評価の成績発表
こうやって改めて成績をまとめてみると、勝ち上がり率、平均獲得賞金ともにA評価馬は他よりもちゃんと高くなってます。
まぁいいんじゃないでしょうか。
ん~ただ、もう一つなんというか、圧倒的に良いという感じではないね。
A評価の中から選んだ方が確率高いかな、くらい。
今後に活かしていくためにも、もう少し詳しく分析してみます。
まずは社台グループと非社台グループに分けてみます。
まずは社台グループ系。
サンデー、社台、G1、キャロット、シルクの5クラブの成績です。
さすが社台グループ。
ランダムに選んでも2頭に1頭は勝ち上がってくれるんだ。
そしてA評価の中から選ぶと勝ち上がり率59%、平均獲得賞金も2000万円超えでまぁ悪くないような。
次に非社台のクラブを見て見ましょ。
こちらは東サラ、ロード、ラフィアン、ウイン、ノルマンディー、DMM、ユニオン、インゼルの8クラブです。
ん、おおっ?
こちらは全体成績に比べてA評価の方が明らかに良いね。
B評価もA評価と遜色ないくらいの結果。
ということは、あ~、さっきの社台G系のA評価がイマイチなのかということになってきますね。
で、実際に各クラブ毎に成績集計を見直すと、原因がはっきりとわかりました。
サンデーレーシングの成績表を見てみましょう。
これはあかん…。
平均獲得賞金が悲惨なことになっておる。
いや、勝ち上がり率は悪くないんだけどね。
この世代のサンデーレーシングは、レガレイラ、チェルヴィニア、アスコリピチェーノと3頭のG1馬がいますが、これらをいずれもC評価、D評価としてしまっています。
この3頭の賞金がでかすぎて、結局この3頭を評価できたかどうかの世界になっちゃってる。
ちなみにB評価の稼ぎ頭は重賞2勝のクイーンズウォーク。
A評価の稼ぎ頭は3勝クラスのチルカーノ…。
うん、結局いくら勝ち上がり率が高くても重賞を勝ってくれる馬を取らないとダメってことですな。
今更の話ですが。
いちおう、シルクは菊花賞馬アーバンシック、キャロットは重賞2勝のシックスペンスをA評価できていて、全体としてなんとか恰好はついているというか。
反省会
ではここからは反省会のコーナー。
レガレイラ、チェルヴィニア、アスコリピチェーノ。
これらのG1ホースを評価することはできなかったもんかい、という検証。
レガレイラ
まずはレガレイラ。
これは、まじで痛恨。
まったくおんなじ血統のアーバンシックをA評価にしておいて、なんでこちらは評価していないのか。
アーバンシックとレガレイラの比較血統表を載せます。
ひとつ言えるのは、アーバンシックは追加募集馬で、レガレイラが募集された時期よりもおよそ1年後に募集された馬なんですよね。
なんで、レガレイラの時には気づくことができなかったけど、アーバンシックの時には気づくことができたってことで。
まぁ良しとしましょ。
チェルヴィニア
次にチェルヴィニア。
まず血統表を見てみましょう。
ハービンジャー産駒でキンカメ×サンデーという血統構成はブラストワンピースやローシャムパークと同じ。
まぁローシャムパークはまだ今のようにG1で上位にくるほどの実績は無かったですが。
あと、ハービンジャーはミスプロ、スペシャル、ニジンスキーあたりと相性が良いんですが、キングカメハメハはそれを全て併せもってるんですよね。
さらにポッセ。
この馬もスペシャルと似た血統構成。
いや~これは高評価してしかるべき1頭だったな。
アスコリピチェーノ
最後にアスコリピチェーノ。
こちらはダイワメジャー産駒ですが、レシステンシアとよく似た血統構成。
ダイワメジャー産駒にデインヒル、スペシャル牝系は相性が良いんですよね。
それはわかってたんですが、もう一つ重要なピースがヘイローのニアリークロス。
これがアスコリピチェーノに無いんですよね。
レシステンシアもヘイローのニアリークロスは無いんですが、それ以外の活躍馬はたいてい持ってます。
ダイワメジャー産駒にとって非常に重要なクロス。
それでアスコリピチェーノは評価しなかったような気がするんですが。
あんまり覚えてないけど。
まぁこれだけレシステンシアに似た血統構成なんだったらやっぱり評価しておいた方が良かったかなと反省。
今後の方針
実は21年産と22年産の募集馬分析では牝馬軽視の方針がありました。
なぜなら牡馬と比較すると明らかに勝ち上がり率が低いからです。
なんだけど、ここまでの21年産の成績を集計すると、これは完全に牝馬軽視が愚策だったとわかりますな。
多少勝ち上がり率が低いからって、レガレイラやチェルヴィニアやアスコリピチェーノをガン無視してしまってはあかんってことです。
23年産からは牝馬軽視はやめたので、まぁ期待しときましょ。
22年産は牝馬軽視を21年産以上に強めてしまったんだけど、これまでのところA評価馬からトータルクラリティ、マジックサンズと重賞勝ち馬を2頭出せているので、結果オーライかな。
はい、ではこんなところで終わりにしたいと思います。
↓コチラは未勝利戦終了時の成績集計です。
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