ノルマンディーオーナーズクラブの募集馬について、独自のナゾ血統理論で評価していきます。
スノードラゴンのスーパーニックスが炸裂してる馬、いますよ。
4段階評価でA評価、B評価を付けた高評価の馬を紹介していきますのでよろしくどうぞ。
※各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
ノルマンディーオーナーズクラブ2022年 募集馬評価その2
№9.ピッツネイルの21
父:スワーヴリチャード
募集総額:1280万円
性別:牡
母年齢:10歳
総合評価:A
総合評価:A
父はスワーヴリチャードで、まだ産駒はデビューしていないんですが、おそらくピラミマの俊敏性と柔軟性、ハーツクライの持続力が特徴として出てきそうかなと思っています。
種牡馬としても普通に成功しそうです。
ピッツネイルの21の場合はそのスワーヴリチャードに対してクロフネ×ヌレイエフでシアトルスルーの5×5。
クロフネでパワーを補いつつ柔軟性を伸ばし、ヌレイエフで持続力を強化、シアトルスルーも柔軟性を強化できる血統で、バランスが良さそうです。
この母はやや俊敏性がウィークポイントになりそうなので、俊敏性の高いスワーヴリチャードは合うと思います。
№14.リルティングインクの21
父:スノードラゴン
募集総額:960万円
性別:牡
母年齢:8歳
総合評価:B
総合評価:B
父スノードラゴンはスプリンターズステークス勝ちですが、血統的にはもうちょっと長めの距離の方が向きそうな感じで、なんでスプリント路線を走っていたのかよくわからん馬です。
父としての能力は未知数ですが、マイル辺りが主戦場な気がします。
血統的にはミセスマカディー≒ロイヤルサッシュという望田先生の言うスーパーニックスを持っており、ハマれば大物を出せるんじゃないかと思います。
このスーパーニックスは簡単に言うとプリンスリーギフトを軸としたニアリークロスなんですが、ちょっと難解なので興味のある方はぜひ望田先生のブログをどうぞ。
大事なのはここからで、リルティングインクの21はこのスーパーニックスを継続した血統構成になっていることです。
3代母カーペディエムの血統表を見てください。
プリンスリーギフト×ノーザンテーストでミセスマカディーの仔アドマイヤマカディと似た構成になっています。
スノードラゴンから大物が出るとしたらこんな感じの血統なんじゃないかっていう馬です。
№15.ルスナイプリンセスの21
父:シニスターミニスター
募集総額:1920万円
性別:牡
母年齢:10歳
評価:B
総合評価:B
祖母ダノンエトランゼルはカナダ2歳牡馬チャンピオンのレアフレンズの半妹。
シニスターミニスター産駒のG1馬はテーオーケインズ、ドライスタウト、ヤマニンアンプリメの3頭。
この3頭はミスプロ、サンデーを持っているのが共通で、テーオーケインズとドライスタウトはさらにニジンスキーを持っているのも共通。
そこで母ルスナイプリンセスなんですが、ミスタープロスペクター3×5·4でニジンスキー持ち。
サンデーサイレンスが無いんですが、祖母ダノンエトランゼルがレッドゴッド系ブラッシンググルーム4×4。
サンデーサイレンスの父ヘイローとレッドゴッドは血統構成が似ているので、シニミニ産駒のツボは抑えられていると思いますね。
まとめ
ピッツネイルはG3ファンタジーステークス4着のホワイトターフなんかも出していて繁殖としてのポテンシャルが高そうなんですが、俊敏性の高そうなスワーヴリチャードは合いそうです。
今年のノルマンディーではこの馬が個人的には1番かな。
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よろしく~。
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