キャロットクラブの22年産募集馬について、独自のナゾ血統理論で評価していきます。
今回はヴィータアレグリアの22、フェルミオンの22についての血統解説です。
ヴィータアレグリアはゴールドドリーム産駒にプラスになりそうなサンデークロスがある上、ダート黄金配合でもあります。
フェルミオンの22は父、母ともに俊敏性のある血統構成で堅実に走りそうです。
血統表を使ってわかりやすく解説してますので見てみてください。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
キャロットクラブ2023年募集馬評価その6
№44.ヴィータアレグリアの22
父:ゴールドドリーム
募集総額:3200万円
性別:牡
母年齢:9歳
総合評価:B
総合評価:B
母ヴィータアレグリアはJPN3マリーンカップ勝ち。
血統的に気になるのはサンデーサイレンスの3×3ですよね。
気性面がどうかとかについては何とも言えませんが、少なくとも血統面においてはゴールドドリーム産駒のサンデーサイレンスクロスはプラスだと思います。
ゴールドドリームは何と言っても牝系が名牝スペシャルな上に、父ゴールドアリュールの母父がヌレイエフなので、スペシャルのクロス持ちですからね。
そのままだとかなりタフな感じになりそうなので、サンデークロスで俊敏性を伝えるのは良いと思います。
名牝スペシャルについてはコチラで詳しく解説していますので、是非。
また、ゴールドドリームはスペシャルのクロス+ミスタープロスペクターという血統構成で、これが望田センセイ推奨のダート黄金配合となっています。
具体的にはスペシャルの母父ナンタラとミスタープロスペクターの母父ナシュアがニアリークロスで、ダート向きのパワーを伝えやすいらしいです。
そしてヴィータアレグリアの22はミスタープロスペクター5×5ですから、このダート黄金配合をさらに継続してます。
なかなか良い感じの配合だと思います。
№45.フェルミオンの22
父:シュヴァルグラン
募集総額:2600万円
性別:牡
母年齢:16歳
評価:B
総合評価:B
母はG1NHKマイルカップ勝ちタイキフォーチュン、G2勝ちタイキリオン、G3勝ちタイキダイヤの半妹。
フェルミオンはその母パテントリークリアがトムフールの4×4、フェルミオン自身はボールドルーラー直仔ラジャババの4×4で俊敏性の高いサンデーサイレンス×ミスワキ。
とにかく速い血統なんですよね。
この速さが母の堅実な産駒実績の理由かなと思います。
で、父のシュヴァルグランなんですがこれもメッチャ速い血統です。
なんせサンデーサイレンス、マキャベリアン、グロリアスソングの3大ヘイロー血統を全部持ってます。
速い×速いだけでは本当に速くはならない、なんて言いますが、大物は出ないとしてもそれでも速い×速いは堅実に速いです。
まとめ
ヴィータアレグリアの22
1.母はJPN3勝ち。
2.ゴールドドリーム産駒のサンデーサイレンスクロスはプラスになりそう。
3.ダート黄金配合。
フェルミオンの22
1.母は俊敏性があり速い血統構成。
2.父シュヴァルグランも3大ヘイロー血統を持っていて俊敏性のある血統構成。
3.速い×速いで堅実な配合。
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※当サイトの評価方法について気になった方は当サイトの評価基準と価基準と考え方、みたいなものを見てみてください。
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