![](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/mop-2736400_1280-1024x682.jpg)
引き続きサンデーサラブレッドクラブ募集馬の血統分析をやっていきたいと思いまーす。
今回はスペルオンミーの23、シーオブザムーンの23についての分析です。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
2024年サンデーサラブレッドクラブ募集馬評価その8
№72.スペルオンミーの23
父:シスキン
募集総額2400万円
性別:牝
母年齢:12歳
評価:A
![](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/a3a176ab3500d89a34e5d876d7e6080b-1024x847.png)
総合評価:A
はいきました。
シスキン産駒です。
今からシスキンの血統の素晴らしさについて語りますから。
長々と。
まず母のバードフロウンからいきます。
![バードフロウン血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/eeb40013f673bd488481f0ba847f2bb9-1024x844.png)
俊敏性を伝えるサーアイヴァー≒ドローンの4·5×3。
柔軟性を伝えるセクレタリアト≒サーゲイロードの5×5·4。
そしてラトロワンヌパワーを伝えるベストインショウ。
ベストインショウって聞いたことあるな~って人もいるんじゃないかと。
そう!アーモンドアイの4代母ですね。
![アーモンドアイ血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/5f92987533e79c814c4ef576e937b58e.png)
あともう1頭。
リバティアイランドの祖母コンデザールがベストインショウの牝馬クロスを3×4で持ってるんですよね。
せっかくなんでリバティアイランドとコンデザールの血統表を載せておきます。
![リバティアイランド血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/245c28b2c4b3307cc90731858d20ae80-1.png)
![コンデザール血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/0b72099f956acb7e781c1e61e98dae42.png)
という訳でシスキンはアーモンドアイと同じベストインショウの牝系ってことですね。
だいぶ脱線しましたが、話をシスキンの母バードフロウンに戻すと、バードフロウンの持つ血統は、サーアイヴァー≒ドローン、セクレタリアト≒サーゲイロード、そしてベストインショウ。
日本競馬の重要血統モリモリなんすよ。
次にシスキンの父ファーストディフェンスの母オネストレディについて。
オネストレディはラトロワンヌパワーがモリモリ。
![オネストレディ血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/d82f9ede73b5549511edcdecc0d8147d.png)
マイチャーマーもセックスアピールもラトロワンヌの牝馬クロスを持っています。
![マイチャーマー血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/de653e2d8432031000402ab9691640ec-1024x790.png)
![セックスアピール血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/648884b15136a2fb0c9cd4c82ee1fbab-1024x836.png)
という訳でシスキンは母バードフロウンから俊敏性、柔軟性、ラトロパワーを、父ファーストディフェンスからはその母オネストレディのラトロパワーを伝える種牡馬と見てます。
じゃあお相手の母親はどんな感じが良いかっていうと、やっぱり持続力血統でしょうね。
あとはサンデーサイレンスも付けてサーアイヴァー≒ドローン≒ヘイローとしておけば完璧でしょう。
じゃあスペルオンミーはどんな血統かって?
サンデーサイレンスでノーザンテーストでシャーペンアップって…
完璧やん。
![スペルオンミー23血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/72d5a03f5199488150dd96f5b50c48b1-1024x847.png)
おまけにラトロワンヌ牝系のバックパサーとセクレタリアトまでついてるやん。
それからこれ、なかなかうまく伝えるのムズカシイんですけど、スペルオンミーの23ってリバティアイランドと似たような血統構成なんですよね。
リバティアイランドとスペルオンミーの23の血統を比較してみますね。
![リバティアイランド血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/245c28b2c4b3307cc90731858d20ae80-1024x849.png)
![スペルオンミー23血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/0990a5e6781a0f219c951dc026c54014-1024x847.png)
リバティアイランドの母母父ザールとシスキンの母母シルバースターが全きょうだいなんですよ。
なので、コンデザールとシスキンが似ていて、アドマイヤグルーヴとダイワメジャーが似ている。
いや、アドマイヤグルーヴとダイワメジャーが似ているとは何事か、って言われるのはわかってるんですよ。
わかってるんですけど、そうじゃなくて。
いや~全体的にリバティアイランドに似てるんですよね。
全然説明できてないのでこの辺でやめときます((+_+))
№83.シーオブザムーンの23
父:ルーラーシップ
募集総額2400万円
性別:牝
母年齢:7歳
評価:A
総合評価:A
母はG3共同通信杯を勝ったオウケンムーンの妹。
祖母は重賞2勝のタガノマイバッハやG2青葉賞勝ちのトキオエクセレントの妹。
サンデー募集馬としては少し地味ですが、重賞勝ちを複数出す良牝系です。
父はルーラーシップ。
ルーラーシップ産駒は何と言ってもサンデーサイレンスが必須。
中でも一番実績を残しているのは母父ディープインパクトですね。
あとは、ナスキロ血統、パワー血統、スペシャル牝系あたりを入れたいんですが、いろんなパターンから活躍馬が出ていて一概にコレとは言えないかな。
それでは血統表を改めて。
![シーオブザムーン23血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/f3afbb24b59bd7d6129b4fe2a4ea9a0d.png)
シーオブザムーンの23の場合はまず母父ブラックタイドですよね。
まぁディープの方がいいけど、血統的には同じなんで。
なかなかポイント高いかなと思います。
あとは母母父エリシオも良いですよね。
フェアリーキング×シアトルスルーなんで、スペシャル牝系でナスキロでラトロです。
![エリシオ血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/5a5869fce9a1ad8c2d1d9d4d502a9a24.png)
![シアトルスルー血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/4b7433278fc468ad61bf0af4687eed05-1024x787.png)
あー走るパターンのやつやなぁとは思いますねぇ。
まとめ
スペルオンミーの23
1.父シスキンにサンデーサイレンス+持続力血統。
2.なんかちょっとリバティアイランドぽい血統。
シーオブザムーンの23
1.地味だがコンスタントに重賞勝ちを出す良牝系。
2.父ルーラーシップにサンデー、スペシャル、ナスキロ、ラトロ。
3.なんか走るパターンのやつぽい。
今回でサンデーサラブレッドクラブは終了です。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
次は社台、G1と考えていたんですが、全然間に合わなさそう…。
東サラもへんなルールですぐ締切っちゃう可能性あるし…。
社台、G1は締切間に合わない可能性大です(泣)
その他の24年サンデー募集馬の分析記事です。併せてどうぞ↓
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