ユニオンオーナーズクラブの22年産募集馬について、独自のナゾ血統理論で評価していきます。
今回スールキートスの22、ホウライマツリの22についての血統解説です。
スールキートスの22は母父キングヘイローなんですが、これが父リオンディーズと相性良さそうです。
ホウライマツリの22はベストインショウのクロスは疑問も、ヘイロー≒サーアイヴァーのクロスが父ドレフォンと合いそう。
血統表を使ってわかりやすく解説してますので見てみてください。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
ユニオンオーナーズクラブ2023年募集馬評価その2
PEGASUS18.スールキートス22
父:リオンディーズ
募集総額:1200万円
性別:牝
母年齢:10歳
総合評価:B
総合評価:B
父リオンディーズはその兄エピファネイアと同様サンデーサイレンスのクロスが有効。
これまで重賞勝ち馬は5頭ですが、全部サンデーサイレンスクロスです。
じゃあスールキートスはというと…無いですね。
いや、でも大丈夫なんですよ。
サンデーの代わりとなる馬がちゃんと入っているので。
その馬はずばりキングヘイローです!
なんでキングヘイローがサンデーサイレンスの代わりになるのかヤッターマン風に説明しよう!
サンデーサイレンスはヘイローの俊敏性とハイペリオン多重クロスであるマウンテンフラワーの持続力が武器であるのに対し、キングヘイローはヘイロー≒ドローン≒サーアイヴァーの俊敏性とリファールの持続力を武器にしており、なんとなく似ているのであーる。
はい、ではサンデーサイレンスとキングヘイローの血統表です。
ヘイロー≒ドローン≒サーアイヴァーの関係性は次の比較血統表で確認してください。
ちなみにマウンテンフラワーはハイペリオンの3×4ですが、なんで多重クロスと言っているかというと、父父ガルフストリームと母父ヒラリーがハイペリオン要素満載のスゴイ血統構成だからです。
興味ある方は次の血統表を見てみてください。
特にヒラリーはスゴイ血統ですよね…。
さらにスールキートス22は4代母父ラーイのさらに母父もヘイローなので、さらにヘイローを強調した配合になっています。
PEGASUS19.ホウライマツリ22
父:ドレフォン
募集総額:1500万円
性別:牝
母年齢:10歳
評価:B
総合評価:B
母ホウライマツリにベストインショウの牝馬クロスがあります。
このクロスはカタログにもある通りアーモンドアイと同じクロスですね。
ただ、アーモンドアイは父が柔らかく出るロードカナロアなのに対してこちらの父はドレフォン。
何度か書いたような気もしますが、私はドレフォンにはパワータイプではなく芝王道血統を合わせる方が良い派なので、初めはこれはもう一つかなと正直思ってたんですが。
ただ、よく見るとちょっと気になるところを見つけてしまいました。
それが祖母のナリタフリッカ。
ナリタフリッカはヘイロー≒サーアイヴァーのニアリークロスが3×3であってかなり俊敏性がありそうなんですよね。
まぁそれだけならなんてことないんですが、それだけじゃない気がするんですよね。
ヘイロー≒サーアイヴァーと言えば、、、
そう、ディープインパクト。
ディープインパクトと言えば、、、
ディープインパクト×ストームキャットのニックス。
ストームキャットと言えば、、、、
そう、ドレフォンでございます。
そもそもディープ×ストームのニックスとはなんぞやというと、どうやらサーアイヴァー≒ターリングア(ストームキャットの母)によるところが大きい、とえらい人(望田センセイとか)が言ってました!
と言うことはですよ。
ヘイロー≒サーアイヴァーのナリタフリッカとストームキャットでもディープ×ストーム、いや、ナリタ×ストームが成立しとるんちゃうんかと思う訳です。
信じるか信じないかは、アナタ次第。
まとめ
スールキートスの22
1.リオンディーズ産駒には必須と言っても良いサンデークロスだが、この馬は無し。
2.ただしキングヘイローがサンデーサイレンスの代わりになりそう。
ホウライマツリの22
1.母のベストインショウのクロスと父ドレフォンとの相性は疑問。
2.祖母ナリタフリッカにヘイロー≒サーアイヴァーのクロスがあり、こちらは父ドレフォンと合いそう。
※当サイトの評価方法について気になった方は当サイトの評価基準と価基準と考え方、みたいなものを見てみてください。
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