
はい、引き続きシルクの追加募集馬の血統分析をしていきたいと思います。
今回はステージディレクションの23、トリフォリウムの23です。
さっそく分析にいってみましょう!
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
2025年シルクホースクラブ追加募集馬評価その2
ステージディレクションの23
父:ヘニーヒューズ
性別:牡
母年齢:7歳

ヘニーヒューズ産駒、ステージディレクションの23。
3代母ゴールデンバレットはアメリカのG1を2勝、祖母ステージラックはアメリカG1で3着。
ヘニーヒューズ産駒はG1馬がモーニンとアジアエクスプレスの2頭です。
この2頭、血統の共通点があるんですよね。
どちらも母がコジーンをもってます。
2頭の血統表を見てみましょう。


コジーンはけっこう柔軟性のある血統なんで、ヘニーヒューズにはそれが良いんでしょうな。
で、ステージディレクションなんですが、コジーンがあるわけでは無いんですよね。
ただステージディレクションにはとびきりの柔軟性血統エーピーインディがありますんで。
さらにいうと母ステージディレクションとモーニンの母ジグリーはけっこう共通点が多いんで。
この2頭の比較血統表を載せておきます。

まず、ステージディレクションはコジーン無いと言ったんですけど、その父のカロがあるんですよね。
それからファピアノがあるのも共通で、ミスプロのクロスも共通。
そして柔軟性血統のエーピーインディがありますよって感じです。
まぁ割と良いんではないでしょうかね。
トリフォリウムの23
父:ミッキーアイル
性別:牡
母年齢:4歳

最後はミッキーアイル産駒、トリフォリウムの23。
祖母シャムロッカーはオーストラリアのG1を2勝。
ミッキーアイル産駒は現時点で重賞馬が5頭出ています。
今回の募集馬トリフォリウムの23はこの重賞馬5頭の内の2頭、ララクリスティーヌとウィリアムバローズに血統が似てると思いますねー。
ちなみに重賞6勝のメイケイエールと重賞5勝のナムラクレアもまた別の共通点があるんですけど、まぁまたそれは別の機会で。
まずはG3京都牝馬ステークスを勝ったララクリスティーヌの血統表を見てみましょう。

サンデーサイレンスのクロスも重要なんですが、もう一つのポイントがオレンジ色のプッシュアボタン、マーストンズミル、アイリッシュリバーの3頭。
血統構成にかなりの共通点があります。
まず黄色囲みの祖母オメガフォーチュンの血統表を見てみましょう。

ミルセントとリヴァーマンがミッキーアイルの持つプッシュアボタンと似た血統構成です。
それぞれの比較血統表を見てみましょう。


こんな感じでオメガフォーチュンはミッキーアイルの持つプッシュアボタンを強調する配合になってますね。
あ、ちょっとややこしいのでおさらいしておくと、オメガフォーチュンはララクリスティーヌの祖母ですよ~。
次にG2東海ステークス、Jpn2日本TV盃を勝ったウィリアムバローズ。

オレンジ色囲みのミルリーフに注目。
祖母チッキーズディスコはミルリーフの2×3という強烈なクロスをもってますね。
そして、ララクリスティーヌがもっていたミルセント、この馬はミルリーフの半妹なんですよね。
ミルリーフもプッシュアボタンと割と似た血統構成です。
比較血統表を見ておきましょう。

という訳でミッキーアイル産駒はプッシュアボタンを強調するのが一つの成功パターンと言えるでしょう。
では改めてトリフォリウムの23の血統表を見てみます。

母トリフォリウムはラストタイクーンの4×3という血統。
そしてラストタイクーンとラストタイクーンの母ミルプリンセスという馬をオレンジ色で囲ってみました。
もう名前でお察しかとは思いますが。。。
ミルプリンセスは父がミルリーフなんですよね。
という訳でこのトリフォリウムの23もプッシュアボタンを強調したミッキーアイル産駒となってます。
サンデーサイレンスのクロスもあるし良いんでない。
まとめ
ステージディレクションの23
1.3代母はアメリカでG1を2勝。
2.ステージディレクションの父父エーピーインディが柔軟性血統で、ヘニーヒューズと相性良さそう。
3.モーニンとも少し似た血統構成。
トリフォリウムの23
1.祖母のシャムロッカーはオーストラリアのG1を2勝。
2.ミッキーアイル産駒としてはララクリスティーヌとウィリアムバローズに似たパターン。
はい、それでは以上になります。
今回のシルク追加募集はこの4頭を推したいです。
あとは測尺が出たら改めて評価をつけてみたいなと。
今のところはシフォンカールの23とパロネラの23がA候補。
ステージディレクションの23とトリフォリウムの23がB候補ってかんじかな。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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