POG2021 10月第2週デビュー馬の検討会

今回の記事では10月第2週デビューの注目馬を検討していきます。

10/9(土)東京5R 芝1800M

インダストリア 牡

父:リオンディーズ
母:インダクティ

兄にケイデンスコール。

父がロードカナロアからリオンディーズに代わり、スピードよりタフさが増す方向性に。

堅実性はありそうですが、大物かと言われると…

10/9(土)阪神5R 芝2000M

ショウナンアデイブ 牡

父:ディープインパクト
母:シーヴ

話題の5億円ホース。

ディープ×Mineshaft。

Mineshaftと言えば日本ではカジノドライヴの父として有名なのでダートのイメージですが、A.P. Indyにミスプロですから結構柔軟性のある血統です。

5億円はさすがにと思いますが、なかなかの好配合だと思います。

10/10(日)東京4R 芝1600M

ラスール 牝

父:キタサンブラック
母:サマーハ

サマーハはSingspielの俊敏性、殉難性、心肺機能とGenovefaのパワーを兼ね備えたポテンシャルの高い母。

持久力が弱点だが父キタサンブラックは持久力の高さがウリで互いの弱点を補う好配合。

注目の1頭です。

ファムスパーブ 牝

父:ハーツクライ
母:イッツオンリーアクティングダッド

母イッツオンリーアクティングダッドは米G3勝ち。

この母がGiant’s Causewayに A.P. Indyで俊敏性とパワーと柔軟性の塊のような配合。

桜花賞だけでなくオークスまで意識できそうな配合で期待大。

10/10(日)東京5R 芝2000M

チェルノボーグ 牡

父:ディープインパクト
母:コンテスティッド

母コンテスティッドはかなりアメリカンパワー丸出しといった感じの配合。

かなり人気をしていますが、さすがにこれはパワーに寄りすぎているんではなかろうかと思います。

ここはちょっと嫌ってみたい。

ルージュアルル 牝

父:ハーツクライ
母:レッドエルザ

ハーツクライ×Smart Strikeは俊敏性と持久力に加えて柔軟性が出る配合構成。

ディープインパクトとハーツクライは父親としての能力の方向性が似ていると見ているのですが、この馬の兄姉はディープインパクト産駒でいずれもオープン馬。

父がハーツクライに代わってさらに上を目指せる可能性のある配合だと思います。

オークス路線で注目の1頭。

10/10(日)阪神5R 芝1800M

ブラックシールド 牡

父:キタサンブラック
母:ゴールドエッセンス

母ゴールドエッセンスはシャフリヤール、アルアインの兄弟という良血。

キタサンブラックはもう少し俊敏性と心肺機能のある母の方が良さそうかな。

これは人気ですが見送りたいです。

ブラジリアンソング 牡

父:キングカメハメハ
母:ラスティングソング

高い俊敏性を持つハルーワソングの牝系。

ここまで兄弟に目立った活躍馬はいませんが、ハルーワソングの牝系にキングカメハメハですから走るにきまってるでしょ、という感じ。

当然、ダービー候補です。

10/10(日)新潟5R 芝1600M(牝馬限定)

ジャスミンフローラ 牝

父:サトノアラジン
母:プリンセスフローラ

新潟からは穴っぽいところを1頭。

母プリンセスフローラはキングカメハメハ産駒らしくかなりバランスのとれた配合構成。

父サトノアラジンもマイナー種牡馬としてはかなりポテンシャルが高く、配合構成的に注目している1頭。

今回はこんなところです。

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