当サイトの評価基準と考え方、みたいなもの

当サイトで私が行っている評価基準について簡単に。

評価基準

評価基準

それぞれ3勝以上できる確率を評価して分類しています。

  • 評価A:3勝率が40%以上
  • 評価B:3勝率が30-39%
  • 評価C:3勝率が20-29%
  • 評価D:3勝率が20%未満

なんか微妙な数字と思うかもしれませんが、例えばこの評価を気にせず10頭選んだ場合は3勝以上する馬が平均2-3頭なのに対して、評価Aの馬ばかり10頭選ぶと3勝以上する馬は4-5頭くらいを期待できます。

結構インパクトあると思いません(*^-^*)?

※今までは血統のみで評価しA~Eまでの5段階で評価していましたが、配合・牝系・母年齢の3項目を総合的に評価しA~Dの4段階評価としました。(2022年4月に変更)

評価する項目

評価する項目

次の3つの項目を総合的に見てA~Dまでの評価をします。

  • 配合評価
  • 牝系評価
  • 母年齢

・配合評価

父と母の組み合わせによる相性を評価します。

血統表の中に出てくる種牡馬や繁殖牝馬の中には特に遺伝力の強い馬がいるみたいです。

そのような馬を次の5項目に分類して評価しています。

  • 俊敏性
  • パワー
  • 柔軟性
  • 持続力
  • 心肺機能

血統表の中でこれらの5項目を総合的に評価して、その内どれか1つの項目でも低いと勝ち上がったり上級クラスに行くのが難しくなる、という評価方法です。

・牝系評価

牝系の実績も成績を大きく左右する項目です。

父と母の組み合わせによる相性を評価するのが配合評価ですが、牝系実績は単純に繁殖牝馬の質を評価するものです。

母、祖母、3代母の産駒に重賞やG1を勝っている馬がいる方がやはり評価は高いです。

理由はまあ当たり前なんですが、種牡馬と比べて繁殖牝馬は選定基準がどうしても甘くなってしまうからですね。

血統表を見た時に、ボトムライン以外のどのラインをたどっても何代も連続で重賞を勝っていないラインなんてなかなか見ないと思います。

しかし、唯一牝系のボトムラインだけはそういったラインが普通に存在します。

牝馬は年に1頭しか産めないから、ある程度選定基準をゆるくしてそういうラインも残していかないとしょうがないですもんね。

つまり、血統表を見た時に他の部分と比べてボトムラインは一番実績に差が出ている部分となるので、しっかり評価していくということですね。

牝系の評価基準をまとめた過去記事があるんで興味あれば見てみてください。

ブラックタイプの見方 牝系・血統の評価方法

ブラックタイプの見方 ボトムライン(直牝系)を評価する

ブラックタイプの見方 競争成績ではなく繫殖成績を評価する

・母年齢

その産駒を産んだ時の母の年齢で評価する方法ですね。

これは割とわかりやすい評価軸なので基準としている人も多いかと思います。

一般的に高齢出産の産駒は活躍する確率が下がると言われていて、私が統計をとった限りでも間違いないと思います。

これはサラブレッドに限らずどんな生物でも当てはまることですし、まあ当然と言えば当然でしょう。

何歳から高齢とするかは難しいですが、私は16歳くらいまでは問題ないと考えています。

最も成績が良いのは11-13歳くらいなのでどこで線を引くかの問題だけですが。

あと、一般的には全く言われていませんが、9歳以下もやや成績は下がっています。

理由としては、おそらく、4番仔・5番仔くらいになると生まれてきた馬の特徴がわかるので、それを考慮した上で相性の良い種牡馬を付けることができるからじゃないか、と思っています。

年齢の若い母馬が悪いという訳ではなく、4番仔・5番仔の方が相性の良い種牡馬を付けられるので全体的に成績が良くなっているんじゃないか、ということです。

なんで3勝以上する確率で分類しているのか?

なぜ3勝以上か?

これは一口馬主では3勝クラスが損益分岐点になることが多いからです。

各クラブで募集されている馬は安い馬もいれば高い馬もいるので、一概には言えませんが、平均すると募集総額は2000万円くらいではないかと思います。

そうすると預託料やその他もろもろを勘案して、控除前で6000万円から7000万円くらいの賞金を獲得することができれば回収率100%を超えてくるんじゃないでしょうか。

このくらいの獲得賞金ですとだいたい3勝クラスの馬かなと思います。

という訳で、「平均的な価格の馬に出資したときの目安になる」と考えて3勝できる確率を評価基準としています。

はい、という訳で当サイトの評価基準と考え方みたいなものをつらつらと書いてみました。

チラシの裏にでも書いてろって感じの内容ですが、読んでくれた方、ありがとうございました!

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