
今回はキャロットクラブの募集馬分析その8です。
今回でキャロットの募集馬分析もラストです。
クラシックリディアの24、ウナアラバレーラの24、ヴィータアレグリアの24の3頭です。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
キャロットクラブ2025年募集馬評価その8
№72.クラシックリディアの24
父:アドマイヤマーズ
募集総額:3000万円
性別:牝
母年齢:11歳
総合評価:A

総合評価:A
祖母ブルーメンブラットはマイルチャンピオンシップ勝ち。
母の半弟シュトラウスはG2東京スポーツ杯2歳ステークス勝ち。
アドマイヤマーズは初年度産駒から桜花賞馬エンブロイダリーを出してますね。
まずはエンブロイダリーの血統表を見てみましょう。

アドマイヤマーズは青色サンデーサイレンス、マキャベリアン、グロリアスソングとヘイロー3本クロスなんだけど、あー、まだサンデーサイレンス入れてもいいんだ~って感じ。
あとは3代母ビワハイジですね。

黄色フォアシアーとサーゲイロードはどちらもナスキロ血統。
なるほど。
アドマイヤマーズはひとまずこんな感じでヘイローとナスキロなのかな。
クラシックリディアの24についてもそのパターンにははまってそう。

あとはエンブロイダリーとの違いを挙げるとすると、ノーザンテースト≒ヴァイスリージェントが無いことかなぁ。
そこは何とも言えないかな。
№88.ウナアラバレーラの24
父:Gun Runner
募集総額:5000万円
性別:牝
母年齢:5歳
総合評価:B

総合評価:B
母ウナアラバレーラはアルゼンチンのG1を2勝。
母ウナアラバレーラはその父チマデトリオンフがガリレオ×デインヒルの典型的ヨーロッパ血統。
ただ、母母父がサザンヘイローで俊敏性が補われているのが良い感じ。
これはサンデー系種牡馬を付けやすいし良さげな母なんじゃないかな。
今回は父ガンランナーなんだけど、この組み合わせも良いです。

サンデーは無いけど、ヘイロー≒レッドゴッド2×2を持つラーイがいるのが大きいですね。
スピード不足感を補えそう。
あとはガンランナーがミスプロ系のファピアノを4×4でもっているところ。
これも良いと思う。
ミスプロの無い血統にはミスプロを。
サンデーの無い血統にはサンデーを。
これは基本っすね。
なんというか普通にイイっていう血統構成ですな。
№91.ヴィータアレグリアの24
父:ベストウォーリア
募集総額:2400万円
性別:牝
母年齢:13歳
総合評価:B

総合評価:B
半兄グランジョルノはJpn3のJBC2歳優駿と雲取賞で2着。
母ヴィータアレグリアはJpn3マリーンカップ勝ち。
父ベストウォーリアはエーピーインディ×ゴーンウエストなのでセクレタリアト≒サーゲイロードを3本も持っている血統。
ミスプロも4×4。
アメリカ血統とはいえかなり柔軟性の高い血統構成です。
ベストウォーリアの産駒はまだ重賞勝ちが無いけど、活躍している産駒の血統はエーピーインディやミスプロクロスがやっぱり多いっすね。
ヴィータアレグリアの24もこの活躍馬と同じような血統構成で良いんではないかと。
特に祖母カクタスペアの部分ですね。

祖母カクタスペアがテイルオブザキャットとゴーンウエストを持っていて、父ベストウォーリアの柔軟性の高い血統を強調してます。
で、あらためてヴィータアレグリアの24の血統表を見てみます。

ちゃんと青色サンデーサイレンスと緑色のハイペリオン血統シャーペンアップがあるのも良いね。
あとはちょっと大箱向きっぽい血統に見えるので、これで地方募集というのがどうかというところかな。
まとめ
クラシックリディアの24
1.祖母はマイルチャンピオンシップ勝ち。
2.父アドマイヤマーズにヘイロー+ナスキロ血統はエンブロイダリーと同じ。
ウナアラバレーラの24
1.母はアルゼンチンG1を2勝。
2.母の欧州+ヘイローという血統にラーイ。
3.父ガンランナーはファピアノ4×4。
ヴィータアレグリアの24
1.母はJpn3勝ち。
2.セクレタリアトとミスプロを強調した血統構成。
はい、もう締め切り直前ですが今回でキャロットの募集馬分析も終わりになります。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
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