引き続きキャロットクラブの募集馬の分析をしていきます。
今回のその10はクルークハイトの23、コルコバードの23についての分析になります。
それではよろしくどうぞ!
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
2024年キャロットクラブ募集馬評価その10
№75.クルークハイトの23
父:クリソベリル
募集総額4000万円
性別:牡
母年齢:9歳
評価:A
総合評価:A
3代母ソニンクが超のつく名牝ですね。
ソニンクの子孫からはロジユニヴァース、ソングライン、ディアドラなど大物が続出してます。
ソニンクの父マキャベリアンがサンデーサイレンスと相性良すぎなんすよね。
当然この仔にもサンデーサイレンス×マキャベリアンのスピードを期待したいところ。
そして父はダートで活躍したクリソベリル。
クリソベリルのポイントはスペシャル牝系+ミスタープロスペクターのダート黄金配合ですかね。
詳しくはコチラのカイカヨソウの23の記事をどうぞ、ってゆうか望田センセイのブログをどうぞ。
このスペシャル牝系+ミスプロのダート黄金配合を継続していくのが良いかなーと。
それではクルークハイトの23の血統表を改めて。
クルークハイトはソニンク牝系の俊敏性を備えつつ、紫色スペシャル牝系のヌレイエフ、オレンジ色ミスプロも併せ持っています。
あとは緑色トニービンからハイペリオンの持続力も見込めるのが良いですね。
うーん、これは人気になるのもしょーがないっす。
あ、補足としてトニービンの血統表も載せておきます。
ハイペリオン5×3·5です。
№81.コルコバードの23
父:リオンディーズ
募集総額4000万円
性別:牡
母年齢:10歳
評価:B
総合評価:B
続きましてリオンディーズ産駒コルコバードの23。
3代母アズテックヒルがアメリカの重賞3勝馬ですね。
リオンディーズ産駒と言えば天皇賞馬テーオーロイヤルや兵庫チャンピオンシップを勝ったリプレーザを出した母父マンハッタンカフェが目立ちますかね。
コルコバードは母父ステイゴールドで、この組み合わせは今のところ目立った活躍馬はいないですね。
ただ、リオンディーズとステイゴールドって相性良さそうなんですよね。
理由としては少し長くなるんですが、G3ダービー卿チャレンジトロフィーを勝ったインダストリア、福島牝馬ステークスを勝ったアナザーリリックと似た血統構成になるというところですね。
まずインダストリアなんですが、3代母ベルベットサッシュがステイゴールドの母ゴールデンサッシュと全きょうだいです。
コルコバードの23とインダストリアの血統表を見比べてみましょう。
黄緑色のゴールデンサッシュとベルベットサッシュが全きょうだいですよね。
次にアナザーリリック。
緑色ノーザンテーストと黄色プリンスリーギフトに注目。
これがステイゴールドの母ゴールデンサッシュと同じ血統構成です。
もちろんインダストリアの3代母ベルベットサッシュとも同じですね。
という訳で、コルコバードの23はインダストリア、アナザーリリックとかなり共通点の多い血統構成と言えますね~。
あと、最近気づいたんですが、リオンディーズ産駒の活躍馬はスペシャル牝系のクロス持ってない仔がほとんどですね。
重賞勝ち馬6頭はいずれも持ってないです。
賞金順にさかのぼっていくと、中山牝馬ステークス2着のストーリアで初めてスペシャル牝系が出てきました。
兄のエピファネイアがあれだけスペシャルのクロスで成功しているのとは対照的です。
リオンディーズ自身がヌレイエフ≒サドラーズウェルズ4×3なので、これ以上クロスするとお腹いっぱいなのかな?
これはちょっと今後も気にして見ていきたいな~と思います。
あ、コルコバードはスペシャル牝系持ってないんで大丈夫ですよ。
まとめ
クルークハイトの23
1.ソニンク牝系。
2.クリソベリルのダート黄金配合を継続。
コルコバードの23
1.母父のステイゴールドがG3勝ちインダストリアと同牝系。
2.G3勝ちアナザーリリックとも血統構成が似ている。
今回はこんなところです。
次回もよろしくお願いしまーす。
その他のキャロット募集馬分析記事はコチラ↓
コメント