引き続きキャロットクラブの募集馬の分析をしていきます。
今回のその8からは関西馬です。
フィルムフェストの23、シンハライトの23、リスグラシューの23についての分析になります。
それではよろしくどうぞ!
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
2024年キャロットクラブ募集馬評価その8
№52.フィルムフェストの23
父:キタサンブラック
募集総額7000万円
性別:牡
母年齢:7歳
評価:B
総合評価:B
ここから関西馬、またキタサンブラック産駒に戻ってフィルムフェストの23ですね。
キタサンブラック産駒のポイントを簡単に説明すると次の3つですね。
1.ヘイロー≒サーアイヴァーのクロスを継続
2.持続力血統(ハイペリオンまたはリファール)
3.サドラーズウェルズ(スペシャル牝系)のクロス
イクイノックス、ソールオリエンス、スキルヴィングといった代表産駒も当てはまります。
詳しくは下のリンク、チャイマックスの22の解説記事を読んでみてください。
それを踏まえてフィルムフェストの23ですよね。
血統表を見てみましょう。
サンデーサイレンス3×4でヘイロー4×5·5。
持続力の高いハイペリオン血統のノーザンテーストが5×5。
スペシャル牝系が残念ながら無いんですが、なんせヘイローが3本あるのが良いですよねぇ。
あともうひとつ。
スクリーンヒーローの3代母モデルスポートですね。
今回は詳しくは触れませんが、俊敏性の高い血統でこれがあるのもポイント高いです。
モデルスポートについては下のリンク内、エンジェルフォールの23とポロンナルワの23の記事で詳しく解説してますので、もし興味あればぜひ。
№56.シンハライトの23
父:エピファネイア
募集総額8000万円
性別:牝
母年齢:10歳
評価:B
総合評価:B
続いてエピファネイア産駒、シンハライトの23。
母はキャロット出身のオークス馬でシンハリーズの牝系の象徴と言える存在ですよね。
無事ならアワブラも決定的な仔ですかね~。
ではエピファネイア産駒のポイントをおさらいしましょ。
傾向がわかりやすくて、お決まりの成功パターンがあります。
1.サンデーサイレンス(ヘイロー)のクロス
2.持続力血統
3.サドラーズウェルズ(スペシャル牝系)のクロス
詳しくはコチラを見てみてくださいね~。
【種牡馬】エピファネイアの成功パターンは? →かなりわかりやすいよ。
ではシンハライトの23の血統表を見てみますかー。
青色のヘイローを3本持ってるのはやはり安心感ありますねー。
あと、紫色サドラーズウェルズのクロスも4×5で持ってます。
持続力血統については明確にこれだっていうほどの血統は無いんですが、、
まぁディープインパクトのところの5代目に入っている血統、マウンテンフラワー、リファール、ハイクレアの3つは持続力血統なんで良いんではないでしょうか。
№57.リスグラシューの23
父:エピファネイア
募集総額8000万円
性別:牝
母年齢:9歳
評価:A
総合評価:A
こちらも無事であればアワブラ入りが確実。
名牝リスグラシューの仔です。
エピファネイア産駒なのでもう一度ポイントをおさらいしましょ。
1.サンデーサイレンス(ヘイロー)のクロス
2.持続力血統
3.サドラーズウェルズ(スペシャル牝系)のクロス
さっそくリスグラシューの23の血統表を確認しましょ。
青色サンデーサイレンスが4×3。
紫色サドラーズウェルズが4×5。
4代目に持続力を伝えるハイペリオン血統のトニービン。
エピファネイア×ハーツクライは年度代表馬エフフォーリアと同じ組み合わせ。
母は年度代表馬の名牝リスグラシュー。
おぉぉぉぉ………
そろい過ぎておる。
条件がそろい過ぎておる。
これは………クラクラする。
まて、測尺は?
まったく問題ありません!
何番仔だ!
母9歳時の3番仔、申し分無しです!!
これは…
…
…
ポチっちゃいますかーーーーーー!!!
値段はーーーーーー!!!!
…ハッセンマソ
…ハハユウカバツニガヒツヨウカトオモワレマス
まとめ
フィルムフェストの23
1.キタサンブラック産駒のポイントを押さえた血統構成。
2.スペシャル牝系は持っていないが、ヘイロー3本+モデルスポートの俊敏性に期待。
シンハライトの23
1.母はキャロット出身オークス馬で無事であればアワブラ入り確実か。
2.ヘイロー、スペシャル牝系がありエピファネイアの成功パターン。
3.持続力血統が少し弱いが、母父ディープはまずまず持続力血統を持っているので問題ないか。
リスグラシューの23
1.母はキャロット出身の年度代表馬でこちらも無事であればアワブラ入り確実。
2.エピファネイア産駒の成功パターンに完全一致。
3.条件がそろい過ぎておる。
今回はこんなところです。
次回もよろしくお願いしまーす。
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