キャロットクラブの22年産募集馬について、独自のナゾ血統理論で評価していきます。
今回はペルレンケッテの22、ビットレートの22についての血統解説です。
ペルレンケッテは祖母のドイツ血統が異系血統となって、全体のバランスが良さそう。
ビットレートの22は父の代表産駒であるクロノジェネシスとかなり似た血統構成です。
血統表を使ってわかりやすく解説してますので見てみてください。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
キャロットクラブ2023年募集馬評価その11
№88.ペルレンケッテの22
父:ダンカーク
募集総額:3000万円
性別:牡
母年齢:14歳
総合評価:A
総合評価:A
祖母プンティラはドイツオークス馬でその半妹パイタもフランスのG1馬。
良血です。
父ダンカークはベルモントステークス2着馬でアンブライドルズソング直仔。
チリで2頭、アメリカで1頭のG1勝ち馬を出してまずまずの成功を収めていますが、日本では今のところマッチしていない感じがあります。
ダンカークの血統を見てみましょう。
ダンカークは父アンブライドルズソングに母父がエーピーインディ、その父はシアトルスルー。
かなり日本の芝に合いそうな血統なんですよねぇ。
もしダンカークが牝馬で父がディープインパクトだったら良血扱いを受けるはず。
ではペルレンケッテの22のように父ダンカーク、母父ディープインパクトなら良さそうと思ったんですが、調べてみると16頭いて1000万以上稼いだのは1頭だけでした。
おそらく父ダンカーク、母父ディープだとその時点でちょうど良いバランスなので、母母の部分が余計なんですよね。
母母がアメリカ血統だとワンペースのダート馬になりそうだし、ヨーロッパ血統だとスピードが足らなさそう。
そういった視点で見るとペルレンケッテの22は母母にドイツオークス馬のプンティラ。
スピードの懸念はありますが、ディープインパクトの母系に入っているヨーロッパ血統とは全然別物のドイツ血統なので異系血統になり全体のバランスが良さそうです。
№90.ビットレートの22
父:バゴ
募集総額:3000万円
性別:牡
母年齢:10歳
評価:A
総合評価:A
父はバゴ。
バゴは実はものすごい良血で、父ナシュワンは祖母ハイクレアがイギリス1000ギニーとフランスオークスを勝っていて、ディープインパクトの3代母。
母ムーンライツボックスはその母クーデジニーがマキャベリアンの全妹で、5代母ナタルマはノーザンダンサーの母。
知る人ぞ知る良血です。
代表産駒といえばもちろんクロノジェネシスですね。
そしてビットレートの22なんですが、クロノジェネシスと似た血統構成なんですよね。
比較してみます。
3代目にフレンチディとサンデーサイレンスが入り、ミスタープロスペクターのクロスがある点が共通。
だから走るってわけでは無いですが、大物の可能性も十分ある血統構成じゃないですかね。
まとめ
ペルレンケッテの22
1.祖母はドイツオークス馬でその半妹もフランスのG1ホース。
2.ダンカークはその父アンブライドルズソングでディープインパクトと相性がよさそう。
3.祖母がドイツ血統で異系となり、血統のバランスがとれている。
ビットレートの22
1.父バゴは世界的な良血。
2.父の代表産駒クロノジェネシスとかなり似た血統構成。
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