引き続き東サラさんの募集馬を分析していきます。
今回はラーゴブルーの23、レッドカチューシャの23、ミッドナイトラヴの23についての分析です。
という訳でよろしくお願いしまーす。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
2024年東京サラブレッドクラブ募集馬評価その3
№41.ラーゴブルーの23
父:ドレフォン
募集総額6000万円
性別:牡
母年齢:9歳
評価:A
総合評価:A
ダーヌビウスと同じフェアリードールの牝系です。
母ラーゴブルーはJpn3マリーンカップ勝ち。
母の姉に重賞2勝、G1ジャパンカップ2着、宝塚記念2着、オークス3着のデニムアンドルビー。
父はドレフォン。
ドレフォンの代表産駒は皐月賞馬ジオグリフとオープン勝ちのデシエルトですね。
で、実はこの2頭めちゃめちゃ血統そっくりなんですよね。
ドレフォンにキンカメ、サンデー、ハイペリオン血統。
誰が見てもそっくり。
ドレフォンはとりあえずこのジオデシ配合をねらっとけってこと。
ラーゴブルーの23も完全にジオデシ配合。
ジオデシ配合がわかりやすいように敢えて緑囲みをつけなかったですが、3代母フェアリードールも完全にハイペリオン血統です。
詳しくはコチラのダーヌビウスの23の記事をどうぞ↓
これは相当わかりやすい成功パターンだと思いますよー。
初年度から皐月賞馬ジオグリフが出て注目されていたドレフォンですが、その後が続かなかったこともあって最近はやや注目度が下がっている感があります。
ただ、こーんなわかりやすい配合があるんだから、おそらく生産者側も気づいてると思うんですよね。
なのでドレフォンは今後ジオデシ配合で盛り返してくる可能性はけっこうあるんじゃないかなー。
№50.レッドカチューシャの23
父:ニューイヤーズデイ
募集総額1800万円
性別:牡
母年齢:13歳
評価:B
総合評価:B
祖母デルモニコキャットはアメリカG3勝ち。
母レッドカチューシャはディープ×ストームのニックス配合ですね。
父はニューイヤーズデイ。
ニューイヤーズデイはマキャベリアン×ディキシーランドバンドという実はなかなか日本向きの血統なんですよね。
初年度産駒の傾向としては、ヘイロー、ハイペリオン、ナスキロをシンプルに合わせていくのが良いのかなぁという印象。
そういう意味ではレッドカチューシャは良いんじゃないかなと思います。
ヘイロー≒サーアイヴァーのディープインパクトが母父で俊敏性は問題無し。
持続力血統としてはマウンテンフラワーとバッドシード。
ナスキロ血統としてはレディレベッカとセクレタリアト。
まぁ良い感じの血統構成なんじゃないですかね~。
№53.ミッドナイトラヴの23
父:フィレンツェファイア
募集総額1800万円
性別:牝
母年齢:7歳
評価:B
総合評価:B
3代母が秋華賞馬でジャパンカップ2着のファビラスラフイン。
父は新種牡馬のフィレンツェファイアです。
フィレンツェファイアはその父ポセイドンズウォリアーがスペイツタウン×スマーテンという割と柔軟性の高いアメリカ血統で、母マイエヴリウィッシュがダンジグとインリアリティというパワー型。
なんというかかなり雑な解釈なんですけど、クロフネとかシンボリクリスエスの短距離版みたいなイメージですかね。
このイメージで仮定するとミッドナイトラヴは、あー合いそうかな、と。
フランス牝系のファビラスラフインにキングカメハメハとサンデーサイレンスだからミッドナイトラヴは割と王道路線の血統。
そこにフィレンツェファイアなので、バランスは良さそうですね。
俊敏性はきもち少ない感じなので、短距離の方が良さそうです。
まとめ
ラーゴブルーの23
1.母はJpn3勝ち。
2.ジオデシ配合。
レッドカチューシャの23
1.祖母はアメリカG3勝ち。
2.ニューイヤーズデイにヘイロー、ハイペリオン、ナスキロ。
ミッドナイトラヴの23
1.3代母はファビラスラフイン。
2.フランス牝系にアメリカ血統フィレンツェファイアでバランス良さそう。
今回で東サラさんの募集馬評価は終わりです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました!
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