![](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/michael-fousert-3G1e6AxFcMA-unsplash-1024x683.jpg)
さて東サラも募集スケジュールが決まりましたねぇ。
今回のその1ではレッドアヴァンセの23、レッドアウローラの23、レッドルーヴルの23について分析してみます。
それにしても募集馬をゆっくり吟味する時間が少ないねぇ。
去年の募集もそれはそれはヒドいスケジュールだったけど、ホントにこれでいいの東サラさん。
という訳でよろしくお願いしまーす。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
2024年東京サラブレッドクラブ募集馬評価その1
№6.レッドアヴァンセの23
父:エピファネイア
募集総額5000万円
性別:牡
母年齢:10歳
評価:B
![](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/37a930334dfc884fe3a303139e111c99-1024x841.png)
総合評価:B
母レッドアヴァンセはG1ヴィクトリアマイル3着の活躍馬。
父はエピファネイアなんですけど、お決まりの成功パターンがあるんですよね。
1.サンデーサイレンス(ヘイロー)のクロス
2.持続力血統
3.サドラーズウェルズ(スペシャル牝系)のクロス
詳しくはコチラを見てみてくださいね~。
【種牡馬】エピファネイアの成功パターンは? →かなりわかりやすいよ。
じゃあレッドアヴァンセの場合はどうなのかっていうと、3つの条件のうち、1と2が当てはまりますよね。
上のリンクで説明したエフフォーリアのパターンです。
![レッドアヴァンセ23血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/ced0aad86a099b584dc84a8a3c89f684-1-1024x841.png)
サンデーサイレンスのクロスが4×3。
アルザオの母父サーアイヴァーとダンシングブレーヴの母父ドローンもヘイローと似た血統構成なのでヘイロー≒サーアイヴァー≒ドローンの5×4·6·5ですね。
持続力血統については3代母エリモシューテングに注目。
ハイペリオンを3×5·6と3本も持ってますね。
![エリモシューテング血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/e81890e2fc86b8e5e0614e1c9322d3b4.png)
№12.レッドアウローラの23
父:モーリス
募集総額2400万円
性別:牝
母年齢:7歳
評価:B
![](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/56e339940a2d9c7c0014a98f37826bfd.png)
総合評価:B
3代母フェアリーバラードがアメリカのG1馬スライゴーベイの全妹。
父モーリスなんですけど、いや、なかなかのインブリード具合ですねぇ。
サンデーサイレンス4×3でヘイロー≒サーアイヴァーのニアリークロスが5×4·6·5。
サドラーズウェルズ≒ヌレイエフの3/4同血クロスが4×5·4。
リファールのクロスが5×5。
![レッドアウローラ23血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/72503c54d88135c663c3bda9816157b2.png)
こんなにインブリードが濃くて大丈夫ですかーーって、だーいじょーぶ!
モーリス産駒の活躍馬なんてみーんなこんな感じですから。
特にG2府中牝馬ステークス勝ちのディヴィーナなんてかなり似てます。
![ディヴィーナ血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/692e59c99e99f52cd530a23970c084da-1024x829.png)
他にも似たような血統のモーリス産駒、いっぱいいますから。
こちらにまとめてありますので、よければどうぞ↓
【種牡馬】モーリス産駒の成功パターンその2 ランニングヒロインとサドラーズウェルズを強調
まぁモーリス産駒なんてクロスしたもん勝ちみたいなところありますとも、ええ。
№16.レッドルーヴルの23
父:ダイワメジャー
募集総額2600万円
性別:牡
母年齢:7歳
評価:B
![](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/8bf9bbe2e8fc92d60b5b3b37f9981e7e.png)
総合評価:B
ダイワメジャー産駒はヘイロークロス、スペシャル牝系、ダンジグの3条件がポイント。
少し古い記事ですが、下記リンクのアンフィトリテⅡの21(トライデントスピア)の分析記事でも解説しています。
その上でレッドルーヴルの23なんですが、こちらは母父のレッドスパーダに注目。
![レッドスパーダ血統表](https://keiba-ryotei.com/wp-content/uploads/2024/06/e8b77e505c4f93afc2e07931959daa9a-1024x846.png)
ヘイロー≒サーアイヴァー3×4で、タイキシャトルの母母父がサッチ。
サッチはスペシャルの全弟ですね。
スペシャルはサドラーズウェルズやヌレイエフを輩出した超名門牝系です。
詳しくはコチラをどうぞ↓
ノーザンダンサーとのスペシャルな関係。ヌレイエフとサドラーズウェルズ、ちぢめてヌレサド。
レッドスパーダの血統がダイワメジャーと相性のよい血をたくさん持ってますね。
これは多分みんなあまり注目してないけど期待してます。
まとめ
レッドアヴァンセの23
1.母はG1で3着の活躍馬。
2.エフフォーリアと似た血統構成でエピファネイア産駒の成功パターン。
レッドアウローラの23
1.モーリス産駒でインブリードがキツめなのはむしろ良し。
2.G2勝ちディヴィーナと似た血統構成。
レッドルーヴルの23
1.母父レッドスパーダはダイワメジャーと相性の良い血がたくさん。
今回はこんなところです。
次回もよろしくお願いしまーす。
その他の24年東サラ募集馬の分析記事です。併せてどうぞ↓
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