【種牡馬】ルーラーシップの成功パターンは?その1

はい、今回はルーラーシップ産駒の成功パターンを検証してみたいと思います。

ルーラーシップ産駒は現3歳である22年産で9世代目。

現時点でG1馬4頭を含む重賞勝ち馬20頭です。

上位種牡馬の地位は完全に確立してますね。

まずはその重賞勝ち馬20頭のリストを確認しましょ。

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

この20頭の血統表を見ながら成功パターンを確認していきましょう。

ルーラーシップ産駒の成功パターンはズバリ次の4点ですね。

1.サンデーサイレンス
2.ナスキロ血統
3.スペシャル牝系
4.ニジンスキー

特にサンデーサイレンスとナスキロ血統。

この2点ですね。

ていうかこの2つのポイントだけでもいいかなってくらい。

という訳でまずはサンデー+ナスキロ血統のパターンから見ていきます。

サンデーサイレンス+ナスキロ血統

ソウルラッシュ

昨年のマイルチャンピオンシップを勝ってついにG1馬となったソウルラッシュ。

個人的にはルーラーシップの最有力後継だと思っているので、ホント良かったよね。

ディープ産駒の牝馬とサンデーサイレンス4×3が作れるし、ディープ×ストームのニックスまでつくれちゃうからね~。

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ソウルラッシュは母父マンハッタンカフェなのでその父はもちろんサンデーサイレンス。

そして母母父がストームキャットなので、さらにその母父がナスキロ血統のセクレタリアト。

ナスキロ血統は今さら説明するまでも無いですが、望田センセイの言うナスルーラ×プリンスキロの組み合わせのことですね。

セクレタリアトの血統表も載せておきます。

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メールドグラース

条件戦から怒涛の6連勝、重賞4連勝でオーストラリアのG1コーフィールドカップを勝ったメールドグラース。

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母父がサンデーサイレンス、そして5代目に黄色囲みのサーゲイロード。

サーゲイロードは先ほどソウルラッシュの血統表にあったセクレタリアトの兄弟です。

セクレタリアトとサーゲイロードの血統表を比較して見ます。

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サーゲイロードはナスルーラでは無く、ナスルーラと3/4同血のロイヤルチャージャーを持つので、正確にはナスキロ血統では無いですが、まぁ実質はナスキロ血統のようなものです。

ドルチェモア

朝日杯FSを勝ったドルチェモア。

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こちらは母父ディープインパクト。

青色囲みのサンデーサイレンスと黄色囲みのセクレタリアトがあるのはソウルラッシュと同じですね。

それからルーラーシップ×ディープインパクトはニックスで、ドルチェモア、キセキとG1馬2頭を含む重賞馬6頭を出しています。

これも理由は簡単で、ディープインパクトがサンデーサイレンスとサーゲイロードを持っているからなんですよね。

黄色囲みアルザオの母父父がサーゲイロードです。

ちょっとドルチェモアの血統表だと見えないので、ディープインパクトの血統表を見て見ましょう。

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はい、こんな感じでディープインパクトの血統表の5代目にサーゲイロードがいます。

そらルーラーシップと相性良いわな。

キセキ

菊花賞馬でG1での2着が4回もあるキセキ。

個人的には菊花賞よりもアーモンドアイの2着だったジャパンカップが一番印象に残ってるかな。

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こちらも母父ディープインパクトなので、ドルチェモアと同じですね。

アルザオの母父父がサーゲイロードです。

という訳で、ルーラーシップ産駒のG1馬4頭は全部サンデー+ナスキロ血統なんですよね。

ビッグリボン

キセキの全妹ビッグリボンもG3マーメイドステークス勝ちですね。

もちろん母父ディープインパクト。

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マスクトディーヴァ

阪神牝馬ステークスとローズステークスでG2を2勝、秋華賞ではリバティアイランドの2着だったマスクトディーヴァ。

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こちらも母父ディープインパクトなんですが、さらに黄色囲みのダンシングブレーヴに注目。

こちらもサーゲイロードを持っている馬で、アルザオとよく似た血統です。

アルザオとダンシングブレーヴの比較血統表を載せておきます。

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つまりマスクトディーヴァの母マスクオフはサーゲイロードの6×6ってことになりますね。

ワンダフルタウン

G2青葉賞とG3京都2歳ステークスで重賞2勝のワンダフルタウン。

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こちらも母父ディープインパクト。

エヒト

小倉記念、七夕賞とG3を2勝しているエヒト。

こちらも母父ディープインパクト。

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エヒトはスペシャル牝系のサドラーズウェルズも持ってますね。

ダンビュライト

京都記念、AJCCとG2を2勝したダンビュライト。

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こちらは母父がサンデーサイレンスで母母父がナスキロ血統のリヴァーマン。

リヴァーマンの血統表も載せておきます。

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リオンリオン

青葉賞とセントライト記念でG2を2勝したリオンリオン。

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祖母が名牝トゥザヴィクトリーでその父がサンデーサイレンス。

それからフレンチデピュティの母、黄色囲みのミッテランがナスキロ血統です。

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ムイトオブリガード

G2アルゼンチン共和国杯勝ちのムイトオブリガード。

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母父がサンデーサイレンス。

母母父がカーリアンでその母フォアシアーはロイヤルチャージャー×プリンスキロでサーゲイロードと同じ組み合わせです。

フォアシアーの血統表も載せておきます。

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テトラドラクマ

G3クイーンカップ勝ちのテトラドラクマ。

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こちらは母母父がサンデーサイレンス。

黄色囲みのシアトルスルーがナスキロ血統。

シアトルスルーの血統表です。

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まとめ

はい、ここまでルーラーシップ産駒の成功パターン「サンデーサイレンス+ナスキロ血統」を見てきました。

重賞勝ち20頭の内の12頭。

特にG1馬4頭、G2馬5頭は全てこのパターンに該当しています。

いや、やっぱりこのパターンだけ押さえれば良くね?

って感じですが、一応次回はその他のパターンを見てみます。

それでは最後まで見ていただいてありがとうございました。

ルーラーシップのその2もよろしく~。

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