2025年シルクホースクラブ追加募集馬評価その1

はい、今回は先日発表されたシルクの追加募集馬の血統分析をしていきたいと思います。

まずはシフォンカールの23とパロネラの23です。

さっそく分析にいってみましょう!

※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>

よろしくどうぞ。

2025年シルクホースクラブ追加募集馬評価その1

シフォンカールの23

父:ドレフォン
性別:牝
母年齢:10歳

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

まずはドレフォン産駒、シフォンカールの23。

キター!

ジオデシ配合!

いやいや落ち着け。

まずは牝系を確認するところから始めましょうか。

4代母のダイナカールは名牝エアグルーヴの母であり、自身もオークス馬という名牝中の名牝。

まぁその中ではシフォンカールの牝系は地味ではありますが。

で、ジオデシ配合についてですね。

ドレフォン産駒は成功パターンがわかりやすいんですよ。

具体的にはキングカメハメハ、サンデーサイレンス、ノーザンテーストを持つ母と相性が良いんですよね。

初年度にジオグリフ、デシエルトとソックリさんがクラシックに出てきた時は衝撃的でした。

詳しくはコチラの記事を読んでみてください。

【種牡馬】ドレフォンの成功パターンは?

まずは皐月賞馬ジオグリフ、Jpn2関東オークス勝ちアンデスビエントの血統表を見てみましょう。

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/
出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

どちらもドレフォン×キンカメ×サンデー×ノーザンテースト。

そしてナスカの牝系ですね。

間にタートルボウルがはさまってるかはさまって無いかだけの違い。

ではシフォンカールの23の血統表を改めて見てみましょう。

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

ドレフォン産駒でキンカメ×サンデー×ノーザンテースト。

牝系がナスカからダイナカールに代わって、間にクロフネがはさまっただけ。

うーん、おんなじ。

そしてダイナカール牝系といえば「ジオデシ配合」の「デシ」の方、G3中日新聞杯を勝ったデシエルト。

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

ドレフォン×キンカメ×サンデー×ノーザンテースト。

そしてダイナカール牝系。

間にはさまってるのはトニービン。

…おんなじやん!

まだあるよ。

こちらもドレフォン産駒でダイナカール牝系。

G3レパードステークス勝ちのミッキーファイト。

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

ドレフォン産駒のダイナカール牝系で、サンデー×ノーザンテースト。

キンカメ無いけど。

いや~これはさすがに注目せざるを得ないでしょ。

パロネラの23

父:フィエールマン
性別:牡
母年齢:7歳

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

続いてフィエールマン産駒のパロネラの23。

母パロネラの半妹に重賞3勝、G1ヴィクトリアマイル2着のプリモシーン。

祖母モシーンはオーストラリアのG1を4勝した名牝。

そして父フィエールマンは現3歳が初年度産駒で、ファーストシーズンサイアーのランキング10位。

まぁ期待値からすると可もなく不可もなくといったところか。

フィエールマン産駒の傾向はまだちょっとわからないんですが、「これがポイントかな~」と考えていることはあります。

それは「フィエールマンの母父グリーンチューン」です。

現時点での代表産駒、1勝クラスで2着2回のエデルクローネがグリーンチューンを強調した血統構成になってます。

まずエデルクローネの血統表を見てみましょう。

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

フィエールマンの母父グリーンチューンですが、ニジンスキー≒オーシャンズアンサーの2×2になってます。

比較血統表を見てみましょう。

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/
出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

オレンジ色のオマハとフレアは全きょうだいです。

次にエデルクローネの祖母ブエナビスタですが、こちらはニジンスキーの4×3です。

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

はい。

こんな感じでグリーンチューンの血統とブエナビスタの血統がどちらもニジンスキーのクロスになってるんですよね。

エデルクローネから見ると父母父がグリーンチューン、母母がブエナビスタですね。

では改めてパロネラの23の血統表を見てみましょう。

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

母パロネラはストームキャット≒ロイヤルアカデミーⅡの3×4をもってます。

このクロスがニジンスキーを強調するクロスになってるんですよね~。

まずは比較血統表を見てみます。

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

この2頭は金色で囲んだクリムゾンセイントが母と祖母なので、かなり近い血統ですよね。

で、そもそもなんですけど、この2頭の父であるストームバードとニジンスキーもよく似た血統なんですよね。

ストームバード≒ニジンスキーの比較血統表を載せます。

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

フレアとオマハは全きょうだいです。

で、気づきましたかね。

なんかちょっと前に見た比較血統表とよく似てるんですけど。

あ、そうなんすよ。

フィエールマンの母父グリーンチューン、いましたよね。

このグリーンチューンの持つニアリークロス、ニジンスキー≒オーシャンズアンサー。

このオーシャンズアンサーはストームバードの半妹なんすよ。

もう一回おさらいのためにパロネラの23の血統表を載せます。

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

はい。

全体像つかめましたかね。

フィエールマンのグリーンチューンを強調する配合になっている点、エデルクローネと同じですね。

しつこいですが、エデルクローネの血統表ももう一度載せておきましょう。

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

まとめ

シフォンカールの23
1.ジオデシ配合
2.4代母にオークス馬ダイナカール

パロネラの23
1.祖母モシーンはG1を4勝、母パロネラの半姉にプリモシーン。
2.父フィエールマン、母パロネラが共にニジンスキーを強調した血統構成。

今回はこの辺で。

もう1回分あと2頭、分析記事をアップする予定です。

それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました