引き続きロードサラブレッドオーナーズの募集馬について分析していきます。
今回はベルフィオーレ23とデュアラブル23です。
それではよろしくどうぞ!
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
2024年ロードサラブレッドオーナーズ募集馬評価その2
№21.ベルフィオーレ23
父:ポエティックフレア
募集総額2200万円
性別:牝
母年齢:12歳
評価:A
総合評価:A
ポエティックフレア産駒のベルフィオーレ23から。
ロードおなじみのワンフォーローズ牝系ですね。
父ポエティックフレアはイギリス2000ギニーを勝ったマイラー。
しかもポエティックフレアの父ドーンアプローチ、母父ロックオブジブラルタルもイギリス2000ギニー馬なので、サイアーラインはガリレオだけど完全にマイラー血統です。
ワンフォーローズについては父テハノランがキングカメハメハと同じ牝系、母父ロードゲイロードがディープインパクトと相性の良いサーゲイロードの産駒ということで。
日本に来てくれてありがとう、という感じの血統なんですよね~。
で、今回は父ポエティックフレアでどうか、なんですが、これもちょっと気になるところが。
ポエティックフレアの祖母エリダの血統に注目。
これがワンフォーローズの父テハノランの母ロイヤルランとよく似た血統になってます。
エリダとロイヤルランの血統表を見てみましょう。
マジェスティックライト、ニジンスキー、スパイソング、エイトサーティが共通。
それからトムフールとファーストローズも3/4同血。
という訳で、ベルフィオーレ23はエリダ≒ロイヤルランのニアリークロス3×4を持っていると。
さきほど、ワンフォーローズはその父テハノランの牝系とキングカメハメハの牝系が同じで成功した、と書きましたよね。
ポエティックフレアとは牝系は違うものの、同じ牝系同士でニアリークロスを作ってますよね。
これも成功しちゃうかもね~。
№27.デュアラブル23
父:シルバーステート
募集総額2000万円
性別:牝
母年齢:7歳
評価:B
総合評価:B
続きましてシルバーステート産駒、デュアラブル23。
4代母パーソナルエンスンがG1を8勝したアメリカの名牝ですが、近い代では活躍馬がいないですね。
なんだけど、このデュアラブル23は期待したいです。
なぜならシルバーステート産駒のパターンにはまってるからっす。
シルバーステート産駒は現時点で重賞馬4頭ですが、そのうちエエヤンとリカンカブールがこのデュアラブル23と似たパターン。
次の3点ですね。
1.ダンジグ
2.ウッドマン
3.ミスタープロスペクター≒アリダー
順番に見ていきましょう。
まずはG2ニュージーランドトロフィー勝ちのエエヤン。
母シルクヴィーナスにダンジグ、ウッドマンがあって、ミスタープロスペクター≒アリダー3×3ですね。
あ、一応ミスタープロスペクターとアリダーの比較血統表も載せておきます。
続いてG3中山金杯勝ちりリカンカブール。
母アンブラッセモアにダンジグ、ウッドマンがあって、ミスタープロスペクター4×5ですね。(ウッドマンの父がミスタープロスペクター)
ではデュアラブル23の血統表も確認しましょ。
母デュアラブルはダンジグは無いんですが、ミスタープロスペクター3×3。
ウッドマンも無いやんけ、って感じかもですが、ピンク色のペナントチャンピオンの血統に注目。
ウッドマンと似た血統構成です。
ダンジグがあって測尺がもうちょい良ければAだったかな。
まとめ
ベルフィオーレ23
1.ワンフォーローズ牝系。
2.エリダ≒ロイヤルラン3×4。
デュアラブル23
1.4代母は名牝パーソナルエンスン。
2.エエヤン、リカンカブールと似た血統構成。
はい、という訳で今回はこんな感じです。
引き続きロードさんの募集馬分析をしていきますのでよろしくどうぞ~。
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