引き続きキャロットクラブの募集馬を血統分析していきます。
今回のその7ではアップライトスピンの23、トゥープレシャスの23についての分析です。
測尺を踏まえた最終評価はまた関西馬が終わった後にでもやっていこうかと思っております。
よろしくお願いいたしまーす。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
2024年キャロットクラブ募集馬評価その7
№49.アップライトスピンの23
父:ルーラーシップ
募集総額3000万円
性別:牡
母年齢:7歳
母ルーラーシップ産駒のアップライトスピンの23。
祖母オリジナルスピンⅡがアメリカのG3勝ち。
ルーラーシップ×ディープインパクトなんでキセキ、ドルチェモア、マスクトディーヴァなどを出しているニックス配合。
あとはルーラー×ディープだとちょっと非力になる不安があるので、パワー血統が良いかな~という印象。
キセキの3代母オールフォーロンドンはダンジグ×ダマスカスだし、ドルチェモアの祖母バイザキャットもストームキャット×アファームドっていうゴリゴリアメリカ血統。
マスクトディーヴァはちょっと雰囲気が違いますが、重賞2勝のエヒトもルーラーシップ×ディープインパクトで母母父がデインヒル。
なので、アップライトスピンの23なんかは祖母オリジナルスピンⅡがアメリカ血統でダンジグも5代目に持ってるんで、いや、まぁ普通にルーラーシップ産駒としては満点に近い血統じゃないですかね~。
№51.トゥープレシャスの23
父:Sottsass
募集総額5000万円
性別:牝
母年齢:8歳
半姉にイギリスのG1を3勝したポルタフォルトゥナがいる良血。
ポルタフォルトゥナは父がアメリカ血統のスプリンターであるカラヴァッジオでしたが、今回のトゥープレシャスの23は父が凱旋門賞馬ソットサス。
こんな感じで全く違うベクトルへの方向転換ってあんまり良いイメージないかな。
全体の血統構成もデインヒル4×3でヌレイエフ≒サドラーズウェルズが5·4×4。
いや~スピードたらんやろ。
って思ってたんですが、ソットサスの血統表を見ると、いや、思ったよりアメリカっぽい血統でスピードはありそうかなと。
ソットサスの血統表を見てみましょう。
父母父がデインヒルで、ミスタープロスペクターのクロスが5×5·5·5と4本もあります。
ふむふむ。
そして何よりソットサスの母スターレッツシスターがフレーミングページ≒バックパサーの俊敏性を伝えそうな血統構成。
順番に見ていきましょう。
まずはソットサスの母母父グリーンチューン。
グリーンチューンがニジンスキー≒オーシャンズアンサーの2×2。
オレンジ色のオマハとフレアは全きょうだいですね。
次にソットサスの母母プレミアコレクション。
プレミアコレクションはフレーミングページ≒バックパサーの4×4ですね。
そして最後、母スターレッツシスターがミスワキ3×3でフレーミングページ≒バックパサーの5×5·5
これは良いですよね~。
ソットサスの全弟シンエンペラーが日本の芝のスピードに対応できるのはここから来ているのではないかと思います。
これはいけちゃいそうだわ。
まとめ
アップライトスピンの23
1.祖母オリジナルスピンⅡがアメリカのG3勝ち。
2.ルーラー×ディープ×パワー血統のニックス。
トゥープレシャスの23
1.姉はイギリスのG1を3勝。
2.ソットサスはその母スターレッツシスターが俊敏性のある血統で日本競馬にも対応できそう。
今回はこんなところです。
次回からは関西馬編。
測尺等のデータを加味して最終評価を入れて記事を挙げていこうかと思ってます。
関東馬の最終評価についてはその後一応お知らせ的な形でやろうかなと。
それでは次回もよろしくお願いしまーす。
その他のキャロット募集馬分析記事はコチラ↓
コメント