キャロットクラブの22年産募集馬について、独自のナゾ血統理論で評価していきます。
今回はダイワプロパーの22、リカビトスの22、フォトコールの22についての血統解説です。
ダイワプロパーはヘイロー2本とスペシャルの全弟サッチを持つ血統で、サートゥルナーリアと相性が良さそうです。
リカビトスはミスプロ+ナスキロの血統構成で、タイトルホルダーやスターズオンアースのパターン。
フォトコールはミスプロ+ナスキロに加えサドラー、ビーマイゲストまでタイトルホルダーと共通している血統ですね。
血統表を使ってわかりやすく解説してますので見てみてください。
※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>
よろしくどうぞ。
キャロットクラブ2023年募集馬評価その8
№58.ダイワプロパーの22
父:サートゥルナーリア
募集総額:5000万円
性別:牡
母年齢:10歳
総合評価:B
総合評価:B
母ダイワプロパーは桜花賞馬レーヌミノルの全姉。
ハープスターの22に続いてサートゥルナーリア産駒です。
詳しくはハープスターの22の解説記事で解説しましたが、サートゥルナーリア産駒は緩くなる弱点がありそうなので、ここを俊敏性、パワー、タフさで補強していくのがポイントです。
それではダイワプロパーの22の血統表を見てみましょう。
俊敏性を伝えるヘイローのクロスが5×4·5、タフさを伝えるスペシャル牝系のニアリークロスがヌレイエフ≒サドラーズウェルズ≒サッチで6·4×6でセオリー通りの配合ですね。
レディブラッサムとサーゲイロードは柔軟性を伝える血統です。
サートゥルナーリアはナチュラルだと柔軟性が高すぎるんですが、うまく俊敏性とタフさを補強する形になっていてバランスの良い配合なんではないでしょうか。
№59.リカビトスの22
父:ドゥラメンテ
募集総額:6000万円
性別:牡
母年齢:8歳
評価:B
総合評価:B
ドゥラメンテはいろんなタイプの母から一流馬を出しているので、この血統を持っているから良いとかダメとかは言いづらいですね。
逆にだからこそあれだけ大物を出す確率が高いのかなとは思います。
リカビトスについてはタイトルホルダーやスターズオンアースの配合パターンに近く、ミスプロ+ナスキロのパターンですね。
まずタイトルホルダーとスターズオンアースの血統表を見てみます。
黄色がミスプロ、オレンジがナスキロです。
リカビトスもこのパターンと言って良いと思います。
血統表を見てみましょう。
ゲーベルについては厳密にはナスキロではないですが、父ギャラントマンがレディジョセフィン系の血を濃縮して持っているので、まぁだいたい似たようなもんです。
という訳で、ツボを押さえた配合ではあると思います。
№61.フォトコールの22
父:ドゥラメンテ
募集総額:6000万円
性別:牝
母年齢:11歳
評価:B
総合評価:B
母はアメリカの芝G1を2勝。
さらに祖母もイギリスのG3勝ち、3代母もイギリスの重賞3勝。
オーギュストロダンやマジカルも出している超良血の牝系です。
父はドゥラメンテですが、こちらはかなりタイトルホルダーと似た血統構成ですね。
まずはタイトルホルダーの血統表を確認。
サドラーズウェルズ、ミスタープロスペクター、ビーマイゲストにナスキロ血統のミルリーフという血統構成。
ではフォトコールの22の血統表を見てみます。
サドラーズウェルズ、ミスタープロスペクター、ビーマイゲストが共通で、プッシュアボタンはナスキロ血統。
これは期待大かな~。
まとめ
ダイワプロパーの22
1.母は桜花賞馬レーヌミノルの全姉。
2.母はヘイローとスペシャル牝系を併せ持っていて、サートゥルナーリアと相性良さそう。
リカビトスの22
1.母はミスプロ+ナスキロの血統構成。
2.これはタイトルホルダー、スターズオンアースと共通するドゥラメンテ産駒の成功パターン。
フォトコールの22
1.母はアメリカG1を2勝、ブラックタイプがずらりの超良血。
2.同じドゥラメンテ産駒のタイトルホルダーとはミスプロ、ナスキロ、サドラー、ビーマイゲストが共通。
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