2024年ノルマンディーオーナーズクラブ募集馬評価その1

さて、今回からノルマンディーオーナーズクラブの募集馬について分析していきます。

まずはアイリッシュビートの23、グリンテソーロの23、ハートオブスワローの23です。

インゼルの次はロードをやりますと言ってたんですが、予定変更してノルマンディの後にロードをやることにしました。

ロードの募集馬分析を待っていた方、スミマセン、もう少々お待ちを。

それではよろしくどうぞ!

※全頭評価ではなく、高評価の馬だけを紹介していくスタイルでやってます。また、各馬の評価はあくまで私の個人的見解ですので、出資は自己責任でお願いします<(_ _)>

2024年ノルマンディーオーナーズクラブ募集馬評価その1

№1.アイリッシュビートの23

父:リオンディーズ
募集総額3160万円
性別:牡
母年齢:8歳
評価:A

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

総合評価:A

まずはリオンディーズ産駒のアイリッシュビートの23から。

これ、いいですよ。

リオンディーズが父で、ハーツクライ×ブライアンズタイム×マキャベリアン。

このさらに父がサンデーサイレンス、ロベルト、ミスタープロスペクターなんですが、この並びは天皇賞馬テーオーロイヤルと同じですね。

血統表を比較してみましょ。

アイリッシュビート23血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/
テーオーロイヤル血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

そもそもリオンディーズに母父ハーツクライって言うのも実績があって、G3ダービー卿チャレンジトロフィー勝ちのインダストリアがいます。

こちらも血統表を比較してみましょ。

インダストリア血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/
アイリッシュビート23血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

ブライアンズタイムの母父グロースタークの父はリボーなので、そこもインダストリアと共通する点ですね。

これは期待してまう。

№6.グリンテソーロの23

父:ミスターメロディ
募集総額1960万円
性別:牡
母年齢:8歳
評価:B

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

総合評価:B

続きましてミスターメロディ産駒、グリンテソーロの23。

今年から産駒がデビューしているミスターメロディの産駒ですね~。

ミスターメロディ産駒はすでにオープン勝ちのスリールミニョンと小倉2歳ステークス2着のクラスペディアを出していて好調っすね。

グリンテソーロの23も割とこの2頭と共通点が多いので取り上げてみます。

まずは血統表。

グリンテソーロ23血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

とりあえず母側にサンデーサイレンスはあった方がいいと思うんですよね。

実際スリールミニョンとクラスペディアも母側にサンデーサイレンスはありますしね。

あとはデピュティミニスターのクロスがありますが、これがスリールミニョンと共通。

ブラッシンググルームがある点はクラスペディアと共通。

ブラッシンググルームの父はレッドゴッドなんですが、このレッドゴッドとサンデーサイレンスの父ヘイローはよく似た血統構成です。

レッドゴッドとヘイロー比較血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

なので、母グリンテソーロはレッドゴッド≒ヘイローのニアリークロスが5×4·5で、さらにサンデーサイレンスの俊敏性を強調してるんですよね。

これは良いと思います。

こんな感じで、まだミスターメロディ産駒がどんな傾向なのかは手探りですが、このグリンテソーロの23はとりあえずのところ良さそうかな~といったところですね。

あ、ただ気になる点もあって、それが黄色囲みのエーピーインディですね。

エーピーインディは柔軟性とパワーを伝える血統で超重要血統と言えるんですが、ストライド走法のイメージがあるんですよね。

なので短距離馬にとってプラスになるのかは結構ビミョウなところではありますかね~。

№11.ハートオブスワローの23

父:ルーラーシップ
募集総額3520万円
性別:牡
母年齢:9歳
評価:B

出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

総合評価:B

続きましてルーラーシップ産駒、ハートオブスワローの23。

3代母はオークス馬イソノルーブルですね。

ぱっと見でトニービンの3×4が気になっちゃいますが、まぁ悪くはないと思うので今回は置いておきましょう。

毎日杯を勝ったシーズンリッチが父ドゥラメンテ母父ハーツクライの組み合わせで実績はありますしね。

それより今回注目したいのは、ルーラーシップ×サンデーサイレンス×セクレタリアトですね。

ハートオブスワローの23の血統表にわかりやすく色付けしてみました。

ハートオブスワロー23血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

このサンデーサイレンス+セクレタリアトはルーラーシップの必勝パターンなんですよね。

まずは重賞3勝、G1でも2着、3着、4着とあと1歩のところまできているソウルラッシュ。

ソウルラッシュ血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

それからオーストラリアのG1、コーフィールドカップを勝ったメールドグラース。

メールドグラース血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

黄色囲みがサーゲイロードになってますが、サーゲイロードとセクレタリアトは兄弟ですね。

セクレタリアトとサーゲイロード比較血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

あとはG1朝日杯FS勝ちのドルチェモア。

ドルチェモア血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

で、ルーラーシップと言えば母父ディープインパクトがニックスなのは有名ですよね。

このドルチェモア以外にも、菊花賞馬キセキ、G2阪神牝馬S勝ちのマスクトディーヴァ、G2青葉賞勝ちワンダフルタウン、重賞2勝のエヒト、キセキの全妹でG3マーメイドSを勝ったビッグリボンと合わせて重賞馬6頭を出してます。

このディープインパクト、サンデーサイレンスを持っているのは当然なんですが、実はサーゲイロードも持ってるんですよね。

ディープインパクト血統表 出典:JBISサーチhttps://www.jbis.or.jp/

ね、ルーラー×サンデー×セクレタリアト、なかなかの破壊力でしょ。

まとめ

アイリッシュビートの23
1.リオンディーズ産駒で、テーオーロイヤルと似た血統構成。
2.母父ハーツクライでリボー持ちはインダストリアと同じ。

グリンテソーロの23
1.ミスターメロディ産駒で母側にサンデーサイレンス、デピュティミニスター、ブラッシンググルーム。
2.これは同じミスターメロディ産駒でオープン馬のスリールミニョン、クラスペディアと共通点が多し。

ハートオブスワローの23
1.ルーラーシップ産駒でサンデーサイレンス+セクレタリアト。
2.これがルーラー×ディープのニックスやメールドグラース、ソウルラッシュとも共通する必勝パターン。

はい、という訳で今回はこんな感じです。

次回も引き続きノルマンディさんの募集馬分析をしていきますのでよろしくお願いします。

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